BB の介護のホンネ

理想論や綺麗事ではなく、現場目線の本音を発信します。

夜間のナースコール対応について

time 2017/07/23

夜間のナースコール対応について

こんばんは、BB です。

今回は夜間のナースコール対応テクニックについて。

ナースコール対応は介護現場において大切な仕事です。

今回はある日の夜勤帯を例に上げて説明していきます。

就寝介助が終わってフロアが静かになった頃、ナースコールが鳴りました。

鳴らしたのは入居者N様。

トイレへ行きたい

N様は1人ではトイレへ行けない為、ナースコール時は職員が訪室しトイレ介助をします。

この時も夜勤職員が伺いトイレ誘導をしました。

30分後、再度N様からナースコール。

トイレへ行きたい

30分前に行ったばかりですが、再度職員が伺いトイレ誘導。

先程行ったばかりのため、この時は排尿排便はみられず。

15分後、再度N様からナースコール。

トイレへ行きたい

15分前に行ったばかりだし、そもそも3回目。

この時職員がやってしまいがちな対応が

さっき行ったばかりですよ

というもの。

高齢者は前立腺肥大等の症状から頻尿だったり、認知症のためトイレへ行ったことを忘れてしまい、何度もナースコールを押すことがあります。

この場合

さっき行ったばかりですよ

と返答してナースコールを切ってしまうと、そこからナースコールが鳴り続け、夜間ナースコール43回なんてことになります。

認知症高齢者のナースコール対応は人それぞれにベストな対応が異なるので、何が正解とは言えません。

逆に、教科書的にはNGでもその対応がその人にとってベストという場合もあります。

このblogは理想論や綺麗事ではなく、私の経験に基づいた本音を発信しているので、今回のようにトイレ希望のナースコールを頻繁に押す人の対応について、幾つかの対応パターンを挙げてみようと思います。

 

①ひたすら付き合う

ナースコールの度にトイレ誘導する。

排便が出そうで出ない場合などはこれで解決したりします。

ただ、そうでない場合は不眠を助長してしまう場合があります。

ナースコールを毎回対応することが必ずしも正解とは限りません。

 

②ナースコールを敢えて無視してみる

特に排尿や排便が出る気配もないのに数分置きにナースコールを押すような方の場合、私はたまにこの対応をします。

毎回対応するのが真摯な対応のように思えますが、①でも書いた通り相手によっては不眠を助長してしまう場合があります。

敢えて無視することでナースコールが止み、巡視に行ったら眠っていたという場合は多々あります。

ただ、この方法は相手の性格や行動パターンを熟知していないと事故に繋がる場合があるので、注意が必要です。

ナースコールがあまりにも鳴るので無視をしていた。

鳴らなくなったから寝たのかと思いきや、巡視に行ったら頭から血を流して床に倒れていた。

こんなケースもあります。

また、反応が無いから押し続けるという場合もあります。

有料老人ホーム等では即刻クレームに繋がりますので、環境の見極めも必要です。

 

③5分くらい話を聞いてみる

ナースコール時の訴えはトイレであっても、実は違うこともあります。

ただ話をしたかった

眠れなかった

寂しかった

トイレの訴えが続くので話を聞いてみたら、寒いから靴下が履きたかっただけ。

そんな場合もあります。

先日、ナースコール頻回だったM様に話を伺ってみたら

あなたの名前が分からなくて。さっきトイレへ連れてってくれたお礼がしたくて

私の名札を見せて

何かあったら助けるので、すぐに呼んで下さいね

と伝えたら

ありがとう、安心しました

と言い、M様は朝まで熟睡されました。

 

④嘘をついてみる

トイレが壊れて修理中だから、少し待って下さい

うちの子供が熱を出して大変なので、少しお待ち頂けますか!

隣の部屋の人が具合悪そうなので、少しお待ち頂けますか?

等と伝えてみる。

うまくいく確率は低いですが、噛み合うとうまくいきます。

対応可能な時に職員の手抜きの為に上記方法を取るのは良くないですが、介護現場は頻繁に転倒リスク者のナースコールやセンサーが重なる場合があります。

夜勤帯は1人の時間もあります。

対応仕切れない時の回避策として私はよく使ってます。

 

⑤敢えて強く注意してみる

さっき行ったばかりですよ!寝て下さい!

これは基本NG対応なので、推奨はできません。

相手との信頼関係が成立していない場合は、高確率でクレームに繋がります。

人間関係は駆引きな部分もあるので、敢えて強く言った結果入居者様が寝て、翌朝には笑って話ができる。

そんな関係性が築けていれば、こういう手段もアリです。

ただ、これは職員の年齢、性別、見た目、雰囲気など、様々な要素と信頼関係が相まって初めて使えるテクニックです。

なので、書いておいて何ですが、やらない方が賢明ですw

如何でしょう?

以前、介護職員の声かけについて記事をかきましたが、ナースコール対応も同様で

相手を理解し信頼関係が構築出来ていれば、結構何でもアリですw

相手にどう伝わるかが大切であって、教科書的な対応が必ずしも正解ではありません。

夜勤をしていると、ナースコール多い日と少ない日があります。

勿論その日の状況によりけりなのですが、対応が上手な職員が夜勤の時は

静かで落ち着いていることが多いです。

勿論、逆も然別。

ナースコール対応は大変で難しくストレスの掛かる仕事です。

下手な対応はお互いに毒です。

逆に、これが上手くできれば、介護の仕事はだいぶやり易くなります。

日々大変だな~嫌だな~と思いながら対応するより、日頃から意識して相手と自分との間でベストな対応を模索していけば、穏やかな夜の演出に繋がるかも知れません。

入居者様は安心を求めてます。

ナースコールを押すには、必ず何かしら理由がある筈です。

夜だから寝て下さい

と言って解決した試しは殆どありません。

介護は“考える”仕事です。

ナースコール対応が下手な職員は

何年経っても介護のプロフェッショナルには成れません。

 

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