BB の介護のホンネ

理想論や綺麗事ではなく、現場目線の本音を発信します。

パーソン・センタード・ケア

time 2017/08/28

パーソン・センタード・ケア

こんばんは、BB です。

今回は現場を知らないケアマネのお話。

※ケアマネ = ケアマネージャー(介護支援専門員)

 

【パーソン・センタード・ケア】

 

という言葉があります。

意味は読んだままです。

詳しく知りたい方はググってみて下さい。

知人の勤める施設での話。

新しいケアマネが赴任してきました。

そのケアマネは、現場経験がありません。

ある日のこと。

トイレへ連れていって下さい。

と入居者A様が訴えていました。

その方は認知症で、5分に1度くらいトイレの訴えがあり、つい数分前にトイレへ行ったばかり。

何度もトイレを希望するも、トイレへ座っても出ないことが殆ど。

丁度現場は昼食後のトイレ誘導の時間で介護職員はバタバタ動き回っていて

その訴えを聞いたのは、たまたまその場に居合わせたケアマネでした。

ケアマネはスタッフを呼び止め

A様がトイレへ行きたいと仰ってるので、お願いします。

と言いました。

それを受けたスタッフは別の方の対応中であった為、A様に

お待ち下さい

と伝え、場を離れました。

それから暫く、A様は見掛けたスタッフにトイレへ行きたいと訴えましたが、皆他者の対応で忙しく

少々お待ち下さい

と言いました。

このことだけが要因ではありませんが、その介護フロアの会議の際、ケアマネはこんな事を言ったそうです。

 

あなた達のしている介護は虐待です。パーソン・センタード・ケアという言葉を知ってますか?あなた達は自分達の仕事を優先して入居者様の目線に立っていない。

 

その時、具体例として上述のA様のトイレの話をしたそうです。

言わんとする事はわからなくもない。

ただ、現場で働いている立場として言わせて貰いたい。

 

 

 

 

寝 言 ぬ か す な

 

 

 

 

トイレ誘導の件に限定して解説します。

施設や業態にもよりますが、入所フロアには数名~数十名の方がいます。

行きたい時に自力でトイレへ行ける方から、尿便意がなく一定の時間にトイレへ誘導する方など、一人一人のADL は様々です。

ユニット等少人数の施設を除き、入所施設では主に食後にトイレ誘導をはじめとした排泄介助の時間があります。

この時間、現場はバタつきます。

入居者様の殆どは認知症で、歩けないのに急に車椅子から立ち上がって歩き出そうとしたり、居室から何度もナースコールを押し続けたり

A様のように1度トイレへ行ったのに何度も行きたいと訴えたり等、慌ただしい時が流れます。

そんな中、介護職員は入居者様の転倒リスク等色々考えて、トイレ誘導やオムツ交換の順番など、頭をフル回転させて動いています。

トイレが待てない人は先に誘導したり、長時間座っていられない人は早めにベッドに臥床したり等々。

当然、誰かを待たせたりすることになります。

そんなリスクの高い時間帯に現場の流れを知らないケアマネがふらっと来て、入居者様を蔑ろにしてる何て言われた日には

 

ふざけるな!

 

介護職員がそう言いたくなるのは当然。

会議の場で介護職員は状況を説明したそうですが、ケアマネは一歩も譲らず

 

あなた達の介護に対する考え方に問題がある

 

これの一点張り。

そんなケアマネなので、介護&看護と連携が取れず、現場は困惑しているそうです。

この話はこのケアマネ個人が問題であり、現場経験のないケアマネ全般を非難否定するものではありません。

ですが、この手のケアマネ介護施設には結構多いです。

現場経験ガッツリのケアマネも現場目線過ぎて微妙という話も聞いたことがあるので、一概に何がベストかは分かりませんが

現場の状況を理解するのとは、ケアマネに限らず必要です。

少しA様の話に戻りますが

そもそも、5分に1回トイレを希望する方を毎回トイレへ誘導すること事態が素晴らしい介護ですかね?

これが夜間だとして、結果一晩で60回トイレに行きました。

当然A様は寝不足、昼夜逆転。

 

これが良い介護ですか?

 

また、前述の昼の時間帯だとしても、A様ひとりに掛かりっきりになった結果、影響を受けるのは

 

他の入居者様です。

 

都度A様の訴えを聞いて対応していた結果、B様はトイレに間に合わず失禁してしまいました。

A様のトイレ誘導で離れていた間にフロアが手薄になり、C様が急に立ち上がり転倒して骨折してしまいました。

 

珍しい話ではありませんよ?

 

介護現場は様々なリスクや状況を踏まえた上で業務を組み立てています。

当然、介護職員の休憩時間も確保する必要があります。

そのため、ある程度介護職員主体になってしまう事は仕方ないことです。

これが理解できないのは現場を知らないか、綺麗事や理想論大好き人間です。

 

あなた達の介護は虐待

 

等とさらっと言えてしまう人は、介護の仕事自体を考え直した方が良いと思います。

とはいえ

 

【看護介護の常識は世間の非常識】

 

という言葉があるように、介護現場も業務や人手不足だけを理由にするのは良くありません。

様々な視点が大事ということです。

 

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