BB の介護のホンネ

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人生の終え方

time 2017/09/24

人生の終え方

こんばんは、BB です。

今回はスピリチュアル的な話を。

10年以上介護の仕事をしてきて、多くの人の終末期に立ち会ってきました。

人の死に関しては人それぞれ様々な想いがあると思いますが、私がいつも感じていることがあります。

それは

 

 

人は、去り際を弁えている

 

 

介護の仕事をする前は、死は悲しくて怖いものでした。

ですが、介護の仕事をして死に対する考え方がガラリと変わりました。

そんな事を感じたエピソードを幾つか紹介します。

 

◼Tさん(♀)

全介助の方で、ベッドから起こす時も、食事介助の時も、入浴介助の時も

一言も喋らない。

常にムスッとした表情。

かといって、介護拒否などは無い。

当時新人だった私は

元々こんな人なんだろう

と思っていました。

そんなTさん、私が休みの日に入浴でした。

入浴後に着衣介助をしていた職員に

有り難うね、本当に。お世話になりました。

と言ったそうです。

いつもはムスッとして一言も喋らないTさんが、その日は常にニコニコしてよく喋っていたと。

その翌朝、Tさんは静かに息を引き取りました。

 

◼Yさん(♀)

明治生まれの103歳。

明治天皇は男前だったなぁ~大正天皇はダメだ

それが口癖でした。

鳩サブレが大好きで、よく食べていました。

そんなYさん、ある年のお盆に何十年も会えていなかった親族が面会に来て、久々に再会することができました。

その日の夜、いつもお喋りなYさんがどこか幸せそうな穏やかな表情で

もう、思い残すことはない

遠い目をしてそう言ったそうです。

翌日の夕方、Yさんは静かに息を引き取りました。

 

◼Aさん(♀)

入所当初は同室者とトラブルを起こしたり介護拒否をしたりと、職員を困らせることの多かったAさん。

そんなAさんはお酒と犬が好きで、夜勤中によくお酒の話をしました。

ウィスキーが好きと言ってました。

そんなAさん、お孫さん(♀)をとても可愛がっていて、お孫さんの結婚式に行くのを楽しみに生していたのですが

徐々に体力が落ちていき、寝たきりになってしまい、結婚式へは出席できませんでした。

そんなAさんのために、ご家族は施設で記念撮影を撮ることにしました。

当日、お孫さんは結婚式で着たウェディングドレスに着替え、ご家族も正装に着替え、Aさんを真ん中に記念撮影をしました。

とても素敵な写真でした。

Aさんは、幸せそうでした。

生きてるうちにあの子(孫)の晴れ姿が見れて、よかった。

その日はずっとそう言っていました。

それから数日後、A様は息を引き取りました。

 

命の引き際は壮絶な場面もあるので、全てが上記のようなエピソードではありません。

ですが、どんな形であれ、最後は本人が引き際を決めているのではと私は感じています。

新人の頃は死に直面した時に動揺して、現実として受け止めるのに時間が掛かりました。

最近では、どんな形であれ天命を全うしたわけだから

お疲れ様でした

と思うようになりました。

介護の仕事は命と隣り合わせ。

それ故に難しく、それが受け入れられなくて辞めていく人もいます。

向き不向きはありますが、人の人生に関われるというのは

この上ない財産だと私は思ってます。

 

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