介護職員は「頑固者」が多い
介護士K (@kaigo_kk) です。
介護職に限った話ではありませんが、仕事をしていると注意を受ける場面があります。
自分がミスをして上司に注意されたり、ミスをした後輩に注意したり等々。
内容にもよりますが、注意を受けた時の反応で、その人が成長するかしないかが大体分かります。
具体例をあげて説明します。
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転倒事故発生
ある利用者が、車椅子から急に立ち上がり、転倒しました。
その時、車椅子の両ブレーキは掛かっていませんでした。
発生前に関わったのは職員は、車椅子のブレーキを掛け忘れていました。
その職員は、車椅子のブレーキを掛け忘れたことについて上司から注意を受けました。
その時
車椅子のブレーキを掛け忘れたのは悪いですが、立ち上がった時に気付かなかった職員にも問題があるんじゃないですか?
ブレーキをかけ忘れたのは急にナースコールが鳴ってそっちを対応していた。転倒リスクの高い人だから急いでいた
ブレーキを掛け忘れたことを誰か気付いてくれても良かったんじゃないですか?
こんな風に答えるような人は、成長しません。
説明するまでもありませんよね?
見守り職員にも非はあります。
多方面から原因を分析し解決策を考えるのが目的なのに、自己肯定に必死になり問題を見ようとしない。
これでは成長しませんよね。
そこで
見守りしていたのは僕だけど、この時間は忙しくてバタバタしていた。そもそも、ブレーキさえ掛けていれば転倒はしなかったじゃないか!
なんて言いだしたら
泥沼です(汗)
現場でこの様な不毛なやり取りを沢山見てきました。
ベテランの先輩同士がこんなやり取りをしていると、後輩はため息しか出ません。。
今回の件はブレーキを掛け忘れた私が原因です。以後掛け忘れないよう指差し確認をします
立ち上がった時に気付けなくてすいません。今後は急に立ち上がって転倒リスクがあることを踏まえて見守りをします
これがベスト。
『すみません』が大切
- 一番下っ端
- 派遣
- 今
様々な立場で多くの介護職員に接してきました。
そんな中でほぼ確実に言えることが…
すみません
と一言目に言える人は、必ず成長するということ。
私の好きな本にこの様な一節があります。
介護業界、社会生活は勿論のこと、良好な人間関係を築くには、これが一番です。
最後に
好きな言葉に
強い人は喧嘩に負けることができるが、弱い人は絶対に喧嘩に負けられない
というのがあります。
成長意欲のある人は自身の非を指摘されることを“有り難い”と受け止めるので、不毛な反論や自己主張はしません。
それに対し、頑固な人の支えはプライドだけ。
それを否定されたら分の支えが無くなるので、意地でも喧嘩に負けられない。
納得です。
どの現場にも、一癖あって扱いにくい職員っていますよね?
そういう人と接するのはストレスかも知れませんが、他人を変えるのは不可能です。
他人を見て自身を省みることができれば、良い方向に向かいます。
ただ、時としてパワープレイでガツンと納得させることも必要です。
難しいですけどね。
良い職場には良いスタッフが集まる。
当然、逆も然別ですよね。