介護施設の「クレーマー家族」の特徴について【デメリット大】
介護士K (@kaigo_kk) です。
介護施設の「クレーマー家族」について。
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クレーマー家族
介護施設にはクレーマー家族が存在します。介護職の目線から見たクレーマー家族の特徴・デメリットにつて解説します。
クレーマー家族の特徴
食事・入浴・排泄介助…介護現場は、1日のうちで確実にバタバタする時間帯があります。この時間帯、介護職員に余裕はありません。
そんな時間に職員を捕まえて延々とクレームを言ったり、無理な要求をしたり、時には怒鳴りつけたり…一般的なマナーを弁えていないモンスター家族がいます。
クレーム内容の多くは…
他人はいいから、うちの親だけしっかり看ろ!!
といったような内容。病院へ行って順番を無視して
今すぐに俺を診ろ!!
というレベルです。無茶苦茶です。
クレーマー家族のデメリット
介護士も人間なので、一度クレーマー家族と認識すると…
また、あの家族がなんか言ってるよ…
と敬遠するようになり、場合によっては入所継続が難しくなる事もあります。
家族にとって施設探しは大変です。ADLや医療ニーズによっては、受け入れ先がなかなか見つからないという事もあります。
そんな状況なので、入所できた施設では良好な関係を築くことをお勧めします。
施設の顔色を伺って泣き寝入りしろと言うのではなく、良好な関係でいたほうが、言いたい事も言いやすくなるので、結果的にメリットが大きいということです。
施設入所が初めての家族にとっては、思っていたものと現実の違いに戸惑うのは分かります。そんな時は一旦落ち着いて、少し様子を見てみましょう。
すぐに不満・要望を爆発させてしまうとクレーマー家族と認識され、良い方向には向かいません。先ずは、施設と良好な関係を築きましょう。
「感じの良い家族」がベスト
私は、いずれ親が介護施設に入所する時がきたら感じの良い家族になろうと心に決めています。
金払ってんだから、言う通りにしろ!!
みたいな考えは絶対に持たず、できる限り施設と良好な関係を築くことに努めます。介護現場の苦労も分かりますしね。
施設に遠慮しろというわけではなく、クレーマー家族にならない方が、結果的にメリットが大きいのです。