BB の毒舌介護

介護士BB です。介護歴14年目になります。綺麗事ではなく、介護現場の【リアル】をズバッと発信しています。

【ヒヤリハット】の件数は多いほうが良い

time 2018/07/24

【ヒヤリハット】の件数は多いほうが良い

BB です。

今回は【ヒヤリハット】の件数について。

介護現場には【ヒヤリハットという書類があります。

組織により名称や線引きは違いますが

【ヒヤリハット】とは文字通り

“ヒヤッ” としたり

“ハッ” としたこと

を挙げるもの。

介護の仕事に限らす、様々な仕事にもある筈です。

例えば

利用者Aさんが、テーブルに置いてあるティッシュペーパーを口に入れてモゴモゴしていました。それに気付いた職員が慌てて口内から取り出しました。

もし誰も気付かずに飲み込んでいたら窒息していたかも知れません。

この件によって

Aさんはティッシュを口に入れてしまう

ことが分かり

Aさんの手の届く所にティッシュを置くのは危険

という危険認識が生まれ

Aさんの手の届く場所にティッシュボックスを置かない

という対応が生まれます。

また

もしかしたら、他の物も口に入れてしまうかも知れない。

という危険予測もできます。

発生しうるリスクに気付き対応する。

これが【ヒヤリハット】の意義です。

ヒヤリハットで大切なのは【気付き

日頃から利用者の動きや、施設のハード面に注意を向けることが大切です。

 

具体例を1つ。

 

利用者Bさんは、車椅子を使用しています。

車椅子を使えば、日常生活は全て自分でできます。

ある日、Bさんの部屋の前を通りかかると、Bさんが車椅子からベッドに移ろうとしていました。

次の瞬間、Bさんが急にバランスを崩しました。

慌てて駆け寄るも、Bさんはすぐに立て直し、大事には至りませんでした。

さて、この時一体何が起こったのでしょう?

正解は

 

車椅子のブレーキの効きが悪かった

 

Bさんは、車椅子のブレーキを掛けた後、車椅子の肘掛けに捕まって立ち上がろうとしました。

その瞬間、車椅子が

ズズッ

と少し後ろに動きました。

車椅子が動くと思っていなかったBさんは、一瞬後方にバランスを崩しました。

車椅子を確認してみると、右側のブレーキの効きが悪い。

誰も気付かずにこのまま経過していたら、いずれBさんは転倒して大怪我をしていたかも知れません。

これを【ヒヤリハット】として挙げ

  • 職員は1週間に1度、担当する利用者の車椅子を必ず点検する

という対応を決めました。

注意すべきことは、リスクに気付かない職員もいるということ。

事実、Bさんがバランスを崩したのを見ても

あぁ、転ばなくてよかった

と思うだけで、何もせずに通り過ぎる職員もいます。

そういう職員は、Bさんが転倒して大怪我をした時に

前からブレーキが弛いとは思ってたんスよねー

とかサラッと言えてしまうんですよね。

気付いてたんならその時言えよ!

と思うでしょうが、その職員はそれ自体が転倒に繋がるリスクと気付いていないのです。

介護職員としてレベル低い!

そんな奴は介護職辞めろ!

とか言う人もいそうですが、リスク把握は経験と共に身に付くもの。

誰もが最初は分からなくて当然。

また、勘の鈍い職員はいつまで経っても気付く力が身に付きません。

だからこそ【ヒヤリハット】は件数が多いほうが良いのです

事例の数だけ引き出しが増えます。

ヒヤリハットは始末書ではないという記事にも書きましたが、気付いたことはドンドン挙げていくべきです。

たまに

  • ヒヤリハット0件=素晴らしい

とか意味不明なことを言って、ヒヤリハットを挙げた職員を責める施設があります。

知人が過去に勤めていた施設のトップがこんな考えで、そこでは隠蔽が日常茶飯事になり、大事故が多発していました。

 

 

アホの極みですねw

 

 

【ヒヤリハット】は件数が多ければ多い程良い。

積極的に挙げていきましょう。

とはいえ

  • トロミ剤を入れたお茶を飲む人に、普通のお茶を提供してしまった
  • 入浴の際に衣類を紛失してしまった

このような、職員の過失が原因のヒヤリハットは減らさなくては駄目です。

  • 過失は減らし
  • 気付きは増やす

コレが、プロの介護職に必要不可欠な意識&スキルです。

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