BB の毒舌介護

介護士BB です。介護歴14年目になります。綺麗事ではなく、介護現場の【リアル】をズバッと発信しています。

高齢者は【座る】のも大変

time 2018/11/15

高齢者は【座る】のも大変

BB です。

高齢者は【座る】のも大変です。

皆さん

  • 端座位(たんざい)

って言葉をご存知ですか?

介護現場で働いている人なら知ってると思いますが、介護経験のない人や在宅介護をしている人はあまり聞き馴染みがないかも知れません。

端座位(たんざい)とは、椅子などに座った状態のことを言います。

我々は特に意識せずにどこにでも座れますが、それは腹筋&背筋がしっかりしているからであって、高齢になり身体機能が衰えてくると、座る姿勢がとれなくなってきます。

介護の仕事を始めた頃、利用者をベッドから起こして座ってもらい、靴を履いてもらおうとしゃがんだら、利用者が急にバランスを崩して後ろに倒れ、後頭部がベッド柵に当たりそうな所を慌てて支えたことがありました。

身体機能が低下した高齢者は、背もたれも肘掛けも無い状態では座った姿勢をキープできません。

ベッド等の柔らかい物の上では特に。

寝た状態から身体を起こし、ベッドに座ったと思って利用者の身体から手を離したら、前後左右あらゆる方向へ倒れてしまうなんて事、介護現場ではよくあります。

今回は、バランスを崩したら倒れてしまうけど、バランスが保てればある程度座ってられる人の座位を安定させるコツについて説明します。

簡単です。

  1. 膝を肩幅くらいに開く
  2. 踵を膝より少し後ろに引く
  3. 目線を膝に向けてもらう

以上。

人間は、背もたれの無い所に座る時、少し前傾姿勢になります。

前傾になるだけでは前に倒れてしまうので、両足を肩幅くらいに開き、踵をしっかり床に着け、臀部と両足の3点で身体を支えます。

この時、踵を少しだけ膝より後ろに引くのがポイント。

そうしないと、後ろに倒れてしまいます。

ベッド端座位になって靴を履いてもらう時、履きやすいように足を少し上げてくれる利用者がいます。

次の瞬間、足を上げたことで重心が後ろへ移り、頭から後ろに倒れてしまうことがよくあります。

私はいつもベッドから身体を起こした後

足を肩幅に開いて下さい

踵を少し引いて下さい

膝を見て下さい

と声かけしています。

利用者のADLは様々なので誰にでも通用するわけではありませんが、上記のうち1つでもできれば確実に安定します。

支えが必要な人でも、上記3つをやってもらえばバランスが取れるので、軽い力で支えられます。

座ってもらう時は、臀部と両足の3点で三角形をつくり、その中心に頭が来るようにする。

これでバランスが取れます。

 

大型バイクの車重はどれくらいかご存知ですか?

 

正解は200㎏以上。

 

こんなに重い塊でも、車体を立てて安定した状態なら人差し指1本で支えられます。

何事も、バランスが大事。

座って貰う時は

  1. 膝を肩幅くらいに開く
  2. 踵を膝より少し後ろに引く
  3. 目線を膝に向けてもらう

試してみて下さい。

ちなみに、人間は疲れがピークな時に一番自然で理に適った動きをします。

ただ座っているだけの状態をキープするなら『あしたのジョー』のラストシーンを思い浮かべてみて下さい。

あの、真っ白になってるやつ。

足を広めに開いて、両肘を太股あたりに付いてうなだれる。

人間が一番力を抜いた状態で長時間座っているには、あの姿勢が一番です。

すみません、余談過ぎました。。

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