天職とは?
介護士K (@kaigo_kk) です。
『天職』って何でしょう?
SNSでほぼ毎日と言っていいくらいよく見かける投稿。
私、介護職に向いてないかも…
向いてない仕事を続けることって、苦痛ですよね。
介護職に限らず、どの仕事も同じだと思います。
ただ、それと同時に
それって違うんじゃね?
と、かなり昔から違和感ハンパなかったことがあります。
今回は、それについて書いていきます。
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そとそも『天職』って?
まずは調べてみました。
『天職』
その人の性質・能力にふさわしい職業。
うん、考えていたイメージとほぼ一致しますね。
介護の仕事楽しい!
これって天職かも!!
と言う人もいれば
向いてないかも…
と言う人もいると思います。
どちらが『天職』だと思いますか?
好きと向いてるは全然違う
ここ、物凄い重要。
- 好きな仕事=天職
と考えるのは間違ってます。
例えば上の
天職かも!!
と嬉々として言ってる人が、現場でオムツ交換もリスク把握も何もできないとしたら、それは『天職』でも何でもなくただ
好きなだけです。
こういう人、現場に結構多いです。
逆に
向いてないかも…
と言人が現場で重要なポストを任されていたとしたら、それは向いていないのではなく
好きじゃないだけです。
介護現場に必要な人財がどちらかは、言うまでもありませんよね?
決めつけるの早くない?
そして、これもかなり違和感。
例えば、同じミスを繰り返したり、オムツ交換をはじめ、介護スキルが中々上達せず
向いてないかも…
と言っている人が、介護職歴3年目とかだったりします。
判断するの早すぎませんか?
- 石の上にも3年
- 一芸十年
- 大器晩成
という言葉がありますよね?
向き不向きとは、様々な挫折や困難を乗り越えた、だいぶ先に気付くものだと私は考えてます。
少し辛いことがあっただけで
向いてないかも…
と言ってしまう人は向いてないのではなく
社会人としての適正がないのです。
ハッキリ言って、こういう人は職場や職種変えても無駄。
転職を繰り返して理想の仕事に巡り会えたとしても、それはたぶん偶然好きな環境に巡り会えただけ。
能力として適正があるかは、かなり疑問です。
向いている人とは?
介護職に向いている人は、好きな人ではなく【できる人】です。
- 責任感
- 介護技術
- リスク管理
上げたらキリがありませんが、好きなだけで出来るような簡単な仕事ではありません。
端から見たら向いている人が
向いてないかも…
と言うのは、高確率で能力が高く責任のある立場を任されていて、ストレスや仕事量で疲弊しているからです。
これもきっと、介護職に限らずどの仕事も一緒。
結局のところ『天職』とは?
ここまでの話でお気付きかも知れませんが
好きで適正のある人
だと思います。
経営者とかがこれに当てはまりますね。
ただ、好きで適正のある仕事に巡り会える人はかなり少ないと思います。
何故なら
相当キツいから。
経営者って、好きな仕事できて楽で幸せな仕事だと思う人います?
そんな筈ないですよね?
まとめ
『天職』とは好き嫌いではなく、適正があるか無いか。
自己判断ではなく、客観的スキルがどうかが重要。
少し辛いくらいで
向いてないかも…
と言ってしまう人は、その仕事の適正以前に社会人としての適正が無いので、環境を変えても一緒。
『天職』とは
好きで適正のある仕事
介護現場においては、好きなだけで適正のない人が本当に厄介。
というか、危険極まりない!
これについては、当blog人気者No.2記事
をご覧下さい。