雨の日は転倒が増える
介護士K (@kaigo_kk) です。
梅雨が明けずジメジメしていて、介護士としては働いていてしんどい時期ですね。
入浴介助とか…
脱水にはくれぐれも注意しましょう。
今回は、こんな時期に潜む【リスク】について。
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雨の日は転倒が増える
雨が降った途端そこら中でバッタバッタとか、そんなレベルじゃないですよw
リスクが僅かに増えるという話です。
学校や病院、施設のような鉄筋コンクリート造の建物で、タイルのような材質の床は、雨や湿度の高い日にゴム底の靴で歩くと
キュッ キュッ
って音しますよね?
こんな日は要注意です。
高齢者は我々と違いスリ足気味で歩きます。
スリ足だと、床の摩擦をモロに受けます。
我々もワックスしたての床を歩く時
おおっと!
といった感じて足をとられる事ありますよね?
湿度が高い日の床は、ワックスしたての床と似ています。
私も癖でスリ足気味の歩き方をするので、こんな日にボーッと歩いていると、たまにつまずきかけます。
夜勤中、歩いたり車椅子を押したりすると
キュッ キュッ
と鳴っていたので、嫌だなと思いつつ起床介助をしていました。
すると、廊下奥から歩いて来た杖歩行自立の利用者さんが、一瞬足をとられふらつきました。
すぐに持ち直して何事も無かった様に歩き出しましたが、それを見た瞬間
あっ、下手すると今日転倒あるな…
と感じました。
人間、誰しも寝起きはボーっとしていて注意力散漫な上に、そういった外的要因が加わると、思わぬ事故が起こったりします。
また、天気が悪いと人間はどことなく調子が悪いものです。
私は気圧の変化に弱いので、そんな日は大概怠いです。
以前、こんな天気の時に何度か転倒に遭遇しました。
高齢者は健常者とは違います。
小さな環境や気候の変化が、思わぬ事故に繋がります。
まとめ
雨の日などに床が
キュッ キュッ
と鳴る日は、床の摩擦が増えて転倒リスクが上がります。
普段問題なく歩いていた人が急に転倒し、頭を打って緊急搬送となり、病院に着く前に息を引き取った。
こんな事故に数回遭遇しました。
ベッド転落を防ぐ簡単な工夫にも書きましたが、たとえ数パーセントでも防げる可能性があることは、意識すべきです。
雨の日は転倒が増える。
僅かな確率かも知れませんが、頭の片隅に入れておいて損はないと思います。
大事故を起こさない為にも、注意していきましょう。