介護士Kのブログ Written by 介護士K

疲れている時にやってはいけない事

持論

介護士K (@kaigo_kk) です。

人間、自分の価値観を元に生きてるので、人間関係においてすれ違いや衝突が生じます。

仕事の難しさは人間関係の難しさです。

介護現場ににおいても、各々が様々な悩みを抱えながら仕事をしています。

私自身、良い日も当然ありますが基本的には日々悩んでますし、落ち込みますし、責任放棄して逃げたくなることもあります。

モチベーションが全く上がらない日があったりなど、日々様々な負の感情に晒されながら、時によっては“凌ぐ”といった感じで日々仕事をしています。

ただ、自身の苦悩は回りには伝わりません。

同様に、自分以外の人の悩みも本質的には自身には伝わってきません。

なので、きっと誰もが

何で自分だけがこんな思いをするんだ!

と思っていることでしょう。

私自身、心身のコンディションが良くない時は、よく思ってしまします。

何で俺だけこんなに悩まなきゃいけないんだ!

何で俺の苦労を解ってもらえないんだ!

とかね。

後になって冷静に考えると

あ~感情に支配されていたなぁ。。

と反省できますが、後日また同じことを思ってしまったりと、日々そんなことの繰り返しです。

組織において様々な役割があり、境遇ごとにストレスがあります。

私自身、介護の仕事を始めて1~3年くらいの頃は、同僚と飲みながら上司や先輩の悪口ばかり言っていました。

何でこうすればいいのにしないんだ!

何であの人はこうなんだ!

今に思えば恥ずかしいことですが、当時はそれが発散で、自身の存在意義を確認する機会だったのでしょう。

当時は肩書きも何もない平社員だったので、当然上司の苦労や悩みなんて解る筈もなく、解ろうともしていませんでした。

今は自分がその立場になって

何でアイツはこれができないんだ!

何で決まったことを守らないんだ!

逆の立場の悩みやストレスを体感しています。

逆に後輩たちもきっと私に対して

何でアイツはこうなんだ!

と思ってることでしょう。

これらは常であって、自分以外の他人と共存していれば自然と発生するもので、無くなることはありません。

どんな環境でも不平不満がゼロではないですし、ゼロにすることは物理的に不可能です。

誰しも自身の悩みは非常に大きな問題であり、全てだったりします。

ですが、別の視点から捉える機会があった時に

何だ、こんな簡単なことだったんだ

と消化できたり

あぁ、こんなに大変だったんだ…

と初めて難しさに気付いたりします。

『 親の苦労子知らず 』なんて言葉もありますよね?

その時々に必死に考え、悩み、時間の経過とともに色々なことを経験し変わってゆくものです。

自身が誰かに不満を抱けば、誰かも自分に不満を抱いているものです。

不満を持つことは自然なことです。

ただ、全てお互い様なので、その不満を理由に辞めたり環境を変えて大して何も変わりません。

上司という立場に疲れて平社員に戻っても、また平社員時代の悩みが戻ってくるだけ。

介護業界は離職率が非常に高いです。

醜い環境もあるので、何が何でも耐え凌ぐことが良いなんて勿論思いませんが、ある程度まともな環境であれば、今の環境や感情を基準に見切りをつけてしまうのは勿体無いですよ?

辞めるのは簡単ですし、いつでも簡単にできますからね。

成長を実感できるのはだいぶ先なので糧となるものを見付けるのは難しいかも知れませんが、時には粘ることも大切ですよ?

力になりますしね。

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