不穏にさせる介護士
介護士K (@kaigo_kk) です。
今回は【不穏にさせる介護士】
以前、声かけについての記事を書きました。
介護現場は人手不足のため接遇が疎かになりがちですが、そんな状況だからこそ、たった一言の声かけが大切になってきます。
夜勤に多いのですが、やたら不穏な入居者様が多い日があります。
そして、そういう日の夜勤は決まって同じ職員だったりします。
勿論、こちらの関わり方の問題でない場合もありますが、入居者様を不穏にさせる確率の高い職員がいるのは事実です。
これはどの職場にも共通するのではないでしょうか?
声かけや関わり方に正解はありませんが
どうしました?
という声かけ一つで不穏にさせてしまう場合もあります。
買い物などをしていて、店員の何気ない態度でイラッとした経験は誰もがあると思います。
同じ言葉や説明であっても、表情や仕草、語気や話すスピードで心地好く感じることもあれば、そうでないこともあります。
例えば、夜間ナースコールやセンサーが同時に3つ鳴って、その時対応できる職員が1人だったとします。
同時に対応できない上に、転倒リスクが高い方のセンサーもあり焦っています。
そういう時に、緊急でない方のナースコールに
少しお待ち下さい
と雑な感じで対応してしまったとします。
この言葉ひとつ取っても、クレームに繋がる職員もいれば、何の問題にもならない職員もいます。
入居者様はその時の対応が気に入らず立腹し、不機嫌になり、夜間眠れなくなる。
対応した職員は
不穏にて夜間不眠
などと申し送ったりします。
これもまた、介護現場アルアルかも知れません。
最初のナースコールの時点で怒らせてしまったなら、手が空いた時に伺いフォローする。
夜勤中座る暇もないくらい忙しかったなら、夜勤明けで顔を出して謝罪するなど、方法は色々あります。
相手も人間。
火の無い所に煙はそうそう立ちません。
良い関係を築くためにも、たった一言の声かけは大切です。
そして、良い関係が築けていれば、変な話ですが多少雑な関わりをしてもクレームにはなりません。
空気読めない人っていますよね?
言葉遣いは丁寧で別段不真面目でもないのに、一言多く話してるとイラッとしてしまう。
入居者様と接していても、言葉遣いは悪くないのにクレームを発生させてしまう。
こういう人が、介護現場には結構多い気がします。
注意し、何が良くないかアドバイスをしてもピンときてない場合が多く、なかなか改善されません。
悪気が無い場合もあるので、難しいんですよねぇ。。