頭を使える介護士になろう
介護士K (@kaigo_kk) です。
令和1発目の更新いきます!
3部作(大袈裟w)の完結編です。
この記事からご覧になる方は、先ずは前回、前々回の記事をご参照下さい。
仕事がデキる人を
- 要領がいい
- 頭の回転が早い
みたいに表現する人がいますが、あまり好きじゃないんですよね。
何故なら、トレーニング次第である程度は何とかなるからです。
- デキる人=天性
と解釈する人は
自分なんて…
と諦めてしまいがちです。
そうでもないよ~
という事をお伝えしたく、3回に分けて書いてきました。
『仕事がデキるようになるトレーニング方法』なんて書くと胡散臭い情報商材みたいですがw
超絶シンプルです。
ルールはたった1つ。
- 常に効率を意識する
これだけ守れれば、ぶっちゃけやる事は何でもいいです。
分かりやすい例えで説明していきます。
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①、リミットを設ける
何かに取り組む際は、気合い入れないと終わらないくらいのリミットを設けて下さい。
30分以内に掃除、洗濯、洗い物、ゴミ出し全部終わらせるとか。
無茶な設定でも構いません。
1時間で本1冊読むとか。
何回失敗しても構いません。
失敗したらその理由を考えて、何度もチャレンジして下さい。
簡単にクリアできるレベルでは意味ありません。
②、歩数を最小限にする
朝の通勤ラッシュで駅が混雑しています。
駅構内に入ってから電車に乗るまでの、最短ルートを考えて下さい。
どの改札を通って、どの階段の、どの辺を登るべきか?
最短ルートが混雑していたら、即座に頭を切り換えて別のルートを考えて下さい。
混雑にハマッたり、思考停止してはいけません。
週に5日はチャレンジできます。
③、ついでを探す
寝室から冷蔵庫までペットボトルの水を取りに行くとします。
その動線の中で、ついでに出来ることを探して下さい。
昨日使った食器を洗ったり、洗濯機を回したり、トイレに行ったり等、何でもいいので、できるだけ多く探して実行して下さい。
④、深追いしない
学生時代のテストを思い出して下さい。
【50問】で制限時間60分。
【問1】から難問にぶち当たったら、躊躇わずスルーして次の問題へいって下さい。
そして、解ける問題から解いていき、時間に余裕を持たせて【問50】まで辿り着いて下さい。
その後スルーした問題に取り組み、落ち着いて考えても解らなかったら、諦めて下さい。
足止め喰らうと【問15】の時点で制限時間終了みたいなオチになります。
⑤、①~④を同時進行
物事に取り組む際は
①、リミットを決め
②、最小限の動線で
③、複数のことを同時にこなす。
イレギュラーに遭遇した場合は
④、深追いせず一旦スルーして、別のことに取り組む。
これをひたすら繰り返していけば、最小限の時間と動線で最大限の結果が出せるようになります。
筋トレと同じで習慣になるまでは結構大変ですが、慣れると自然に出来るようになります。
①~④は説明を解りやすくするためのシンプルな例えなので『常に効率を意識する』を実践していれば何でも構いません。
皆様のライフスタイルに合わせて試してみて下さい。
デキないのは私自信
偉そうなこと書いてますか、何を隠そうデキないのは私自身。
今回の3つの記事は自分に対する自虐であり、盛大なダメ出しです。
私は、子供の頃から面倒くさがり屋で、よく何も考えず無計画にボーッとしていました。
そんな有り様なので、夏休みの宿題は前日に半泣きでテンパり、好きなだけ食べて太り、繊細で自意識過剰で、よく自己嫌悪に陥ってました。
今は当時より少しはマシになりましたが、元々ポテンシャルが高くないので、今でも日々トライ&エラーを繰り返しです。
大学時代、親父の運転する車の助手席にボーッと乗っていた時
お前、ただボーッと乗ってるだけじゃなくて、何でもいいから見たり考えたりしろ。電柱見てみろ、住所書いてあるだろ?それを見て今の居場所把握したり、店を目印に道覚えたり、混んでたら裏道探したり、何でもいいから考える癖付けろ。そうしないと、社会に出て苦労するぞ。
と言われました。
その時は
(うるせーなぁ…)
と思ってましたが、案の定社会人2年間はアホ程苦労&挫折をしました。
頭を使える介護士になろう
介護職って、実はかなり頭を使います。
常にフル回転させていないと、利用者、フロア状況、リスク把握が出来ません。
センサーコールが鳴り響く中、瞬時に優先順位を考えてダッシュしたり、時間に終われながらオムツ交換をしている最中に、利用者の不調や皮下出血などに気付いたり、それらをしながらフロア新人の動きをチェックしたり、全体の動きの問題点を抽出して会議の議題を考えたり…
仕事後は、身体より頭が疲れていることが多いです。
介護職に限った話ではありませんが、仕事は最小限の時間と動線で最大限の結果を出せるよう、常に効率を意識して動くことが大事です。
それが出来ないと、心身ともに圧迫されます。
自分を守るためにも、日頃から頭を使うトレーニングをしましょう。
まとめ
『料理上手な人は仕事がデキる』
って聞いたことありませんか?
冷蔵庫にあるものだけで、短時間で同時に数品を調理し、食卓に並ぶ頃には使った調理器具は全て片付いている。
魚焦がしたり、シンクに洗い物山積みとかありません。
こういう人を見て
この人は天才だからデキるんだ!!
って思いますか?
これが最初からデキたとしたら、天才かも知れませんが、そんな人はこの世に存在しないでしょう。
何度も何度も繰り返していくうちに、デキるようになるのです。
ただ、何年経ってもデキない人もいます。
日常生活の中で何でも構わないので、何かに取り組む際は
①、リミットを決めて
②、最小限の動線で
③、複数の事を同時にこなす
そして…
④、深追いはしない
慣れるまでは苦労するかも知れませんが、繰り返していれば習慣になります。
常に効率を意識して
頭を使いましょう。
私も油断するとすぐに
( ゚д゚)ボーッ
としてしまうので
チコちゃんに
ボーッと生きてんじゃねーよ!
と言われないように気を付けていきたいと思います。
以上、長々とお付き合い頂き有難う御座いました。