1000文字ジャストで『認知症』を説明してみた
介護士K (@kaigo_kk) です。
1000文字ジャストで『認知症』を説明します。
介護職の人なら『認知症』と聞けば色々思い浮かぶと思います。
『認知症』とは“腰痛”のようなもので、それ自体が病名ではありません。
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 脳血管性認知症
他にも様々な種類があります。
今回は『認知症』について、世界中のどの介護系情報サイトよりもシンプルかつ解りやすく説明します。
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『認知症』とは?
『認知症』とは、脳の働きの低下が原因で引き起こされる様々な症状です。
朝食べたものや、昨日会った人の名前を思い出せない…など、歳をとれば多くの人が経験するものです。
『認知症』の場合、食事をしたこと自体、人に会ったこと自体を忘れてしまいます。記憶がスポッと抜けてしまうため、食べた物や会った人の名前を教えられても思い出せません…
…なんて事が検索するとドバーっと出てきます。
介護経験がある方はイメージしやすいかも知れませんが、そうでない方はイメージしにくいかも知れません。
イメージしにくい方は、YouTubeの検索窓に以下のワードを入力して下さい。
『飯はまだかい』
【志村けん】さんの名作コントです。
通勤電車で動画を観れない方もいると思うので、ザッとこんな感じです。
“陽子さんよぅ~飯ゃあまだかい?”
「お爺ちゃん、ご飯はさっき食べたでしょう」
“あぁ~そうかい。そりゃあそうとバアさんの姿が見えねぇだけんど、バアさんはドコ行っただや?”
「お婆ちゃんは3年前にお亡くなりになったでしょう」
“婆さん死んだかぁ…ちと便所行ってくるわぁ”
「お爺ちゃん、トイレはそこじゃないでしょ」
“そ~かい。そりゃあそうと陽子さんよぅ、飯ゃあまだかい?”
「お爺ちゃん、さっき…」
コレが延々と繰り返されるコントです。
面白いので、観たことのない方は観てみて下さい。
以上です
『認知症』を誰にでも解るように説明するにはどうしたら良いか、色々考えた結果【志村けん】さんに辿り着きました。
今のテレビのコンプラ的に放送出来ないような内容満載ですが、このコントが1番誰が観ても解りやすい『認知症』を表現していると思います。
介護現場で働いてる方は、日頃こんなやり取りをしている筈です。
理屈より感覚のほうが伝わると思うので、今後はこんなアプローチの記事も書いていこうと思います。
以上、1000文字ジャストで『認知症』を説明してみました。