外国人介護士について率直に思うことを書きます
介護士K (@kaigo_kk) です。
外国人介護士について率直に思うことを書きます。
介護職足りないから外国人入れちゃえ!
ちょっと前から国がそんな事言ってますよね?
今回の内容は外国人を否定するわけでも、受け入れを拒否するわけでもありません。
私は今まで数人の外国人介護士と一緒に仕事をしてきました。
そんな経験から率直に感じたことを書きます。
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外国人介護士の率直な感想
先ず1番に思うことは
口調が強い。
日本語というのは良くも悪くも曖昧で繊細。
例えば入浴に誘うにしても『声かけ』のバリエーションは無限にあります。
私はよく
初詣に行きましょう(※真夏も)
とか
騙されたと思って付いてきて下さい。
とか言って誘ってます。
『声かけ』に関しては今まで何度か書いている通り、日本語だと様々なアプローチがあります。
勿論、日本人同士というメリットもあります。
外国人は口調が強い上にストレート。
オフロ入ルカラ来テ!!
みたいな。
拒否をしたら
ナンデ入ラナイノ!駄目ダヨ!!
と言われ、怖かったと泣いて訴えてきた利用者さんがいました。
そのことを当人に話すと
私ハソンナツモリデ言ッタンジャナイ!!
と、その人も泣いてしまい困ったことがありました。
最近、コンビニのレジとかで外国人を見かける機会増えましたよね。
勿論中には丁寧な人もいますが、全体的に見ると無愛想で笑顔がなく
なに、怒ってるの?
という印象を受けます。
これは国民性や文化の違いなので仕方ないですが、介護を受ける側もする側も基本的には日本人。
特に高齢者は我々より外国人に対する偏見や警戒心があります。
我々世代が要介護状態になる時代は気にならないかも知れませんが、今の高齢者にとっては違和感があるのは間違いありません。
見た目が怖い
前述の通り、高齢者は外国人に警戒心があります。
想像してみて下さい。
歯医者に行った時、担当医がボブ・サップだったらどうでしょう?
リクライニング倒されて上から見下ろされたら…
なんか、怖くないですか?
逆に水谷豊さんみたいな人だったら安心しませんか?
この先生なら大丈夫そうな気がする
って。
人間って、相手の印象でかなり精神揺さぶられますよね。
外国人に対する免疫がない高齢者は、やはり外国人は怖いんですよね。
派遣時代に一緒に仕事をした外国人介護士Eさん(女性)は真面目な人でしたが、やはり一部の利用者からは怖がられてました。
結構すぐ休む
家族や宗教上の理由などで結構休みます。
それも下手をすると単発ではなく、結構長期的に休みます。
年末年始は国に帰るから丸々1ヶ月休ませてくれとか。
これも国民性や文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、介護現場はシフト勤務。
必然的にできるシフトが限られてきます。
夜勤などの穴埋め困難なシフトに入れるのは難しく、フルシフトに入れないとなると、事実として人員不足の補填にはならないんですよね。
現時点での結論
外国人介護士では、介護現場の人手不足解消にならないというのが率直な感想です。
日本語ペラペラだとしても、上で述べたように『声かけ』や日本語の曖昧で繊細なニュアンスは表現できません。
そして、勤務に制限が出てくる。
冒頭にも書いた通り全否定ではなく、スポット的に上手くピースにはまれば、活躍できる現場は沢山あると思います。
入浴のスペシャリストで利用者からも大人気のマツコ・デラックス似のインドネシア人介護士と仕事したことがあります。
ただ
人足りないなら外国人入れちゃえばいいじゃん
とか無責任にサラッと言ってるお偉いさん方には、必要なら私がいつでも頭突きを喰らわせて差し上げます。
皆さんの職場に外国人介護士はいますか?
また、外国人介護士についてどう思いますか?