コロナの良い影響(?)
介護士K (@kaigo_kk) です。
コロナの良い影響(?)
新型コロナウィルスの影響で様々な影響が出ていますね。
そんな中、私は相変わらず介護現場で飛び回っています。
今日も、全力で入浴介助やってクタクタです。
最近、介護現場を見ていて思ったことがあります。
今回は、コロナが介護現場にもたらした【良い影響】について。
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コロナの良い影響(?)
例年に比べて確実に違うこと。
それは
体調不良者がほぼゼロ。
例年なら年末年始くらいから
- 感染性胃腸炎
- インフルエンザ
などが猛威を振るいはじめ、施設内で蔓延しなくても、職員の家族(特に子供)が感染して欠勤や勤務変更でバタバタになります。
感染症対策に力を入れているため、ここ数年インフルエンザやノロウィルスなどの蔓延は防げていますが、それでも発熱者が増えたり、咳やクシャミ等の風邪症状がでる入居者は多く、この時期はいつも戦々恐々としています。
そんなシーズンにも関わらず今年は
体調不良者がほぼゼロ。
これって、かなり驚くべきことです。
これは間違いなく
コロナの影響です。
どういうこと??
今から解説します。
体調不良者が出ない理由
まずは、うちの施設が感染症流行シーズンに行っている基本的な対策をご紹介します。
- 温度湿度管理
- 職員のマスク着用徹底
- 手洗い・うがいの徹底
- 小さな子供の面会禁止
- 生物や調理品の持ち込み禁止
- 面会者は受付で手洗い・消毒
- 面会者は必ずマスク着用
インフルエンザ等が蔓延した際は
- 面会禁止
- 職員同士のフロア行き来禁止
といった感じです。
これを徹底すれば高確率で感染症の蔓延は防げます。
次に、コロナ対策として現在行っている対応はコチラ。
- 面会禁止
- 外出禁止
- ショートステイ全面中止
- 緊急時以外の病院受診中止
外部との関わりを完全にシャットアウトしています。
その結果、体調不良者ほぼゼロ。
理屈でいえば当然のように聞こえますが、これって奇跡に近いことです。
なぜ体調不良者がほぼゼロに抑えられたか?
理由は2つあると考えます。
まず1つ目は
【持ち込み】をシャットアウト
感染症の殆どは【持ち込み】です。
面会者がインフルエンザやノロウィルスに罹っていて、それが施設で蔓延する。
面会をはじめ外部との関わりをシャットアウトすることで、感染症リスクは確実に減ります。
これはそんなに難しいことではなく、徹底すれば効果は出ます。
これも要因の1つですが、私が考える最も大きな要因はここではありません。
例年と圧倒的に違うのは…
個々が本気で対策している
例年と圧倒的に違うのが、日本国民1人ひとりが本気で対策しているという事。
- 不要不急の外出自粛
- マスク着用の徹底
- 手洗い&うがい
- 咳エチケット
本気でコロナ対策していますよね?
例年ならノロウィルスが蔓延しても
オレだけは大丈夫♪
なんて楽観視した結果、感染して悶絶…
みたいな事を大勢の人がしていますが、コロナは多くの人が【明日は我が身】と考え
感染予防を本気でやっています。
無意識のうちに各々がスタンダードプリコーションを実践しています。
職員や職員の家族(特に子供)がほぼ無事なことが、全てを物語っています。
1人ひとりが本気で対策をすれば、感染症の蔓延リスクは確実に減らせるということが解りました。
これは大きな収穫です。
とはいえ油断は禁物!
コロナが終息した訳ではないので、まだまだ油断は禁物です。
そして、コロナが終息したとしても、油断をすれば別の驚異に曝されるかも知れません。
これを機に、感染予防の基礎を徹底しましょう。
- マスク着用
- 人混みを避ける
- 手洗い・うがい徹底
これを徹底するだけで、アナタ自身やアナタの回りを救えます。
しつこいようですが感染予防の基礎は
徹底していきましょう。