咳エチケット
介護士K (@kaigo_kk) です。
あなたは他人に「唾」をかけられたら、どう思いますか?
今回は『スタンダードプリコーション(標準予防策)』と並び「感染予防の基本」である
- 咳エチケット
について、シンプルに解説します。
厚生労働相のサイトに解りやすく載っているので、覗いてみて下さい。
この記事では、イメージしやすいように解説します。
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『咳エチケット』とは?
簡単に言うと…
- 人に「唾」をかけないこと
人に唾をかけるって、物凄い非常識な行為ですよね?
意識してやった事ある人います?
滅多にいませんよね?
でも『咳エチケット』を弁えていない人は…
不特定多数の人に「唾」をかけているのと一緒です。
新型コロナウィルスをはじめ、インフルエンザなどの感染症の多くは飛沫感染です。
飛沫感染とは?
咳やクシャミをした時に“しぶき”が飛んで、口や鼻から入ることで感染する。または、その“しぶき”が乾燥して空気中を漂い、口や鼻から入ることで感染する。
つまり、見ず知らずの他人の「唾」がアナタの口や鼻から入ることが原因です。
想像してみて下さい。
見ず知らずのオジサンの「唾」を飲み込むのを想像してみて下さい。
ハードな罰ゲームです。
下手すると人権問題です。
人前で咳・クシャミをするとは、そういう事です。
『咳エチケット』って、何するの?
咳やクシャミをする時
- 口を手で覆う
- 口をハンカチ等で覆う
咳やクシャミをする時、反射的に手で口を覆っている人は多いと思います。
そうすることで人に唾をかけるのを防ぐ。
利にかなってますね。
ただ、問題があって…
- 手についた「唾」が乾燥して飛ぶ
“しぶき”を飛ばさなくても、乾燥して飛んでしまえば同じです。
咳・クシャミをする度に手を洗う人なんて滅多にいませんし、洗えるシチュエーションもありません。
電車の中などでは無差別拡散になるし、唾のついた手でドアノブとかを触れば、それもまた無差別拡散です。
そしてもう1つ
- ハンカチ等を持っている人は少ない
咳やクシャミをする時、瞬時にハンカチを出して口を覆っている人をあまり見たことがありません。
そして、持っていても瞬時に取り出すのはなかなかの難易度です。
以上のことから1番効果的なのが
- マスク
マスクをしていれば、唾を飛ばすことも、人の唾を吸い込むこともありません。
感染症予防にマスクは無意味!
と言う人がいますが、マスクの役割は飛沫を防ぐことであり、ウィルスをシャットアウトすることではありません。
「唾」を飛ばさず
「唾」を吸い込まない。
これが『咳エチケット』です。
あなたは【ウィルス】です!!
アナタは【ウィルス】で、自分以外の他人も【ウィルス】だと考えて下さい。
一歩外に出たら
伝染るし伝染されちゃう!!
と警戒することが1番の感染予防です。
家から出ないのが1番安全ですが、そうはいきませんよね?
あなたの大切な人、そして、何よりあなた自身を守るためにも、自分自身・自分以外の他人全て【ウィルス】だと認識しましょう。
まとめ
『咳エチケット』とは
- 人に「唾」をかけないこと
基本は
- 口を手で覆う
- 口をハンカチ等で覆う
最も有効なのは
- マスク
そして…
- 人混を避ける
新型コロナウィルスの影響で、殆どの人はマスクをしています。
そのため、昨年度はインフルエンザ等があまり流行しませんでしたね。
もうすぐ感染症流行シーズンに突入します。
- スタンダードプリコーション(標準予防策)
- 咳エチケット
今一度、復習しておきましょう。