介護士Kのブログ Written by 介護士K

ダメな職員を作っているのは、アナタかも知れませんよ?

介護の仕事

介護士K (@kaigo_kk) です。

アナタの職場にこんな人いませんか?

  • 同じミスを繰り返す
  • 仕事を覚えようとしない
  • モチベーションは安定して低い

一向に成長しない介護職員。

同じ勤務の日とか、イライラしてしまいますよね?

同僚ならまだしも、上司だったら最悪です。

アナタの脳裏にも、数人の顔が浮かんでいることでしょう。

ただ、実はそんな職員をつくっているのは…

 

アナタかも知れませんよ?

 

今回は、そんな話です。

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過保護な母親タイプ

私の同僚に梨本さん(仮)という同年代の女性がいます。

よく働く人で、自分の仕事じゃない物品補充などの雑務を率先してやってくれます。

ありがたい存在なのですが、1つ問題があります。

それは…

 

面倒見が良すぎる

 

何でも率先してやってしまうので、彼女と勤務の日は、何もしなくても雑務が一通り終わっていたりします。

気配りのできる職員は

私がやるから大丈夫だよ!

今日は私がやるよ!

フォローし合いながら仕事をするのですが、中にはそうでない職員もいます。

一緒の勤務になると

(ラッキー♪)

と何もしない職員や、慣れてしまってフォローされている事にすら気付かない職員もいます。

梨本さんは例えるなら

 

過保護な母親タイプ

 

甘やかされて育った子供は

自立できません。

自己満足は時として【害】

ここまでの内容を見て

手抜きをしたり、フォローされてる事に気付かない奴がダメだろ!!

と思うかも知れません。

確かにその通りなのですが、実は梨本さんにも問題があります。

彼女は、気配りのしすぎで疲弊するタイプではなく、そんな風に動いている自分自身が好きなタイプ。

言い換えると彼女の行動は…

 

自己満足

 

自己満足のために、率先して仕事をして満足感を得る。

結果として仕事を覚えない、楽をする職員が生まれてしまったとしたら、スタートが善意であっても【害】になります。

真面目で仕事を覚える意欲のある新人でも、何でもかんでも手を貸してしまったら、いつまで経っても一人立ちできませんよね?

梨本さんは素晴らしい介護職員ですが、新人教育やチームプレーの観点からすると、彼女の行動は時として【害】になります。

解決策は?

梨本さんのようなタイプは、どの職場にも1人はいると思います。

基本的には善悪なので、頭ごなしに否定するのは良くありませんが、必要な時はきちんと指摘してあげましょう。

中々直らないと思いますが、そこは根気強くいきましょう。

人間関係は、何をするにも【根気】マストです。

また、本人に合った役割を与えてあげるのも良いでしょう。

梨本さんは、一からの新人教育にはあまり向きませんが、一人立ちしたばかりの新人のサポートに付けると無敵です。

彼女以上に頼もしい人はいません。

人それぞれ適材適所がありますからね。

最後に

最近、うちの職場に3人の新人職員が入ってきました。

私はリーダーから平社員になり、今までとは違う視点で新人教育を見ています。

不器用ながら奮闘する新人と、教育担当職員の動きを見ていて、ふと思い立って書いてみました。

適材適所を見極められる組織や上司だと、仕事しやすいですよね。

今回の内容を見て“ドキッ”とした方もいるかも知れません。

私も、どちらかと言うと梨本さんタイプです。

自戒の意味を込めて書きました。

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新人教育でゼッタイに言ってはいけない言葉

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