メンタルが弱いアナタへ…
介護士K (@kaigo_kk) です。
メンタルが弱い全ての人たちへ…
- ガラスのハート
- 豆腐メンタル
色々な言葉がありますよね。
それくらい、世の中にはメンタルが弱い人が多いということでしょう。
今回はメンタルが弱いことを自己嫌悪してる人に向けた内容です。
あ…私のことかな。。
…と思った人は是非読んで下さい。
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メンタルが弱いって何?
「メンタルが弱いって、どういう事?」
と聞かれて、小学生でも解るように説明できる人いますか?
恐らく少ない筈です。
抽象的で解りにくいし、何となくダメなイメージがありますよね?
だから、メンタルが弱い人は自己嫌悪に陥りやすい。
メンタルが弱いのは個性であって、それも含めて“アナタらしさ”だから、そんな自分を大切にしてあげて。
…なんて書いてる本もありますが、全くもってピンときません。
パッとするものが無いので、解りやすい例えを1つ紹介します。
ニュアンスとして捉えて下さい。
メンタルが弱い人
=真夏にセーター
メンタルが強い人
=真冬にタンクトップ
こう考えてみて下さい。
セーター vs タンクトップ
小学校の同級生A君は真冬に
- タンクトップ & 半ズボン
という【山下清】スタイルでした。
私は寒がりで常にモコモコ着込んでいました。
そんな私に対して彼は…
何でそんなに着てるんだよ!?男のクセに情けない!!
と言ってきました。
それを聞いた私は…
(イヤイヤ…アナタが異常なだけだよ。。)
と思いました。
常識的に考えたら、真冬にタンクトップのほうが明らかに変態です。
でも、A君は寒くないと言うし、風邪を引かないし、元気です。
確か小学校6年間、皆勤賞だった気がします。
普通の人が真冬にタンクトップでいたら、確実に風邪を引きます。
メンタルが弱い人に
強くなれ!!
と言うのは【寒がり】の人に
セーター脱げぇぇぇぇぇ!!!
と言うようなものです。
メチャクチャな話です。
メンタル強化は無理ゲー
真夏にセーターを着るくらい【寒がり】な人が、真冬にタンクトップで生活するのは物理的に不可能です。
- トレーニング
- 気合い
- 根性
で克服できる問題ではありません。
俺は弱さを克服したぞ!!
甘ったれた事言うな!!
と言う人がいるかも知れません。
勘違いしないで下さい。
こういう人は【寒がり】ではなく真冬にタンクトップでいける素質を持っていただけです。
ジャンバーとトレーナー脱いでみたら…
お、全然イケるじゃん♪
って気付いた人たちです。
こんな克服エピソードを聞かされるとメンタルが弱いことを自己嫌悪してる人は…
セーターなんて着てちゃダメなんだ…僕も頑張ってタンクトップ着なきゃ!!
と考えてしまいがちです。
その結果…
風邪を引きます。
それでも痩せ我慢してタンクトップを着続けたら…
肺炎になります。
そもそもの【体感温度】が違うので、無理してタンクトップを着てはダメです。
寒いならセーターを着ましょう。
自己啓発本が役に立たない理由
世の中には「自己啓発本」が溢れています。
自分に自信がない人や悩んでる人が…
これを読んだら変われるかも!?
そう思って手を出しますが殆どの場合…
役に立ちません。
理由は明確です。
本を書いてるのが…
自己肯定感が高い人
=真冬にタンクトップ
本を読んでいるのが…
自己肯定感が低い人
=真夏にセーター
だからです。
真冬にタンクトップの人は…
秒で動け!!
死ぬ以外はカスリ傷だ!!
とか言います。
それを読んだ真夏にセーターの人は…
動けないから悩んでるんです…
頑張れって言葉が辛いです…
となるわけです。
【体感温度】が違うので響く筈がありません。
下手をすると…
動けない自分って、やっぱりダメな奴だ…
自己嫌悪に拍車を掛けてしまいます。
自己肯定感が低い人ほど、他人と比較して絶望しがちです。
強い弱いとか、勝ち負けとか、そういうレベルの問題ではなく【体感温度】の違いです。
寒いならセーターを着ましょう。
メンタルが弱いメリット
メンタルが弱い人は言い換えると…
慎重で大事故を起こさない人。
素晴らしい長所です。
朝、天気予報を見て…
降水確率20%だけど、もしかしたら降るかも知れないから、折り畳み傘を持っていこう。
今晩は冷えるのか。もしかしたら会議が長引くかも知れないから、マフラーを持っていこう。
メンタルが弱い人は【慎重】です。
荷物が増えて身動きは取りにくくなりますが、ゲリラ豪雨が降っても傘があるし、寒くなってもマフラーがあります。
備えておかないと【寒がり】なので風邪を引いてしまいます。
メンタルが強い人は【大胆】です。
その時はその時だ!!
身軽で勢いがありますが、時としてゲリラ豪雨や寒波を喰らいます。
でも、逞しいのでケロッとしています。
【体感温度】の違う人の意見は、参考にするのは良いですが、鵜呑みにしたり、比較して自己嫌悪するのは止めましょう。
寒いならセーターを着ましょう。
最後に
少し前まで、私は病んでいました。
ストレスから不眠症になり、アルコールが止められなくなり…
回りの人の助けがなければ、社会からドロップアウトしたり、著しく健康を害していたかも知れません。
その時に強く感じました。
寒いならセーターを着ればいい。
真夏にセーターを着るほどの寒がりなのに、ここ10年くらい真冬にタンクトップで仕事をしていました。
人間は、自分に合わないスタイルで生きていると…
病みます。
メンタルの強弱は【体感温度】の違いです。
まわりの意見を参考にするのは良いですが、真に受けたり、比較して自己嫌悪するのは止めましょう。
前向きな声が痛い時ってありますよね?
大丈夫です。
好きなように生きればいいんです。
まわりは色々なことを言ってくるかも知れませんが、気にしなくて大丈夫です。
介護現場には、不器用で繊細な人が大勢います。
人間は、ふとした時にポキッと折れます。
アナタにそんな思いをして欲しくないので、書きました。