なぜ「鼻マスク」はダメなのか?
介護士K (@kaigo_kk) です。
なぜ「鼻マスク」はダメなのか?
巷では「マスク警察」やら「不織布マスク警察」みたいな輩が出てきてるみたいですね。
ため息しか出ません。
「マスクしろ!」とか叫んでる人に限ってエビデンス無なので
- 間違ったマスクのつけ方
- 正しいマスクのつけ方
について解説します。
スポンサードサーチ
間違ったマスクのつけ方
鼻マスク
口を覆っていて鼻だけ出ているパターン。
鼻が出てる時点で「飛沫吸引器」と化しているので無意味です。
防御力でいうと「全裸」レベルです。
口を覆ってるから他人に危害は加えてない!!
と言う人もいますが鼻からも飛沫しています。
口だけ覆って飛沫を防いでると勘違いしている人には
アナタは「細菌混じりの鼻水」を撒き散らしているんだよ
と教えてあげて下さい。
顎マスク
説明不要ですね。
無意味な上に、マスクを付けたり顎に下ろしたりを繰り返していると、その動作中にマスクに細菌が付着します。
無防備な上に、マスクですくい取った細菌を鼻や口に運ぶ…
自虐的にも程があります。
二重マスク
1枚より2枚のほうが防御力高そうじゃん!!
気持ちは解りますが、実は逆効果です。
マスクを二重にすると抵抗が増えるので息苦しくなります。
それで細菌が防げるのなら仕方無いと思うかも知れませんが、前面から吸い込めない分マスク横の隙間から強力に吸い込みます。
窓を少しだけ開けておくと、隙間から「ピュー」って大きな音をたてて強風が吹き込んできますよね?
あんなイメージです。
加えて、マスク前面なら布や不織布がフィルターになりますが、隙間から吹き込んでくるとノーガードで吸い込むことになります。
- 息苦しい
- コスパ最悪
- 感染力UP
誰得ですか?
正しいマスクのつけ方
自分の顔に合ったサイズを選ぶ
サイズが小さいと覆いきれなくて鼻が出てしまったり、サイズが大きいと緩くて落ちてきて顎マスクになってしまいます。
小さいマスクをしていると耳が超絶痛くなりますしね…
防御力を確保して、身体の負担を減らすためにも、自分の顔に合ったサイズを選びましょう。
鼻から顎までしっかり覆う
マスク上部に入っているワイヤーを鼻に当てて折り曲げ、鼻から顎までマスクで覆って下さい。
鼻の部分に隙間ができたり、顎まで覆えなかった場合は、サイズが合っていません。
商品によってサイズ感が違います。
自分に合った商品を探しましょう。
定期的に交換する
不織布マスクを使い回したり、洗って使えるからといって布マスクを長期間使用するのは止めましょう。
マスクのフィルター性能は使えば使うほど低下します。
布マスクは伸びて緩くなって隙間ができます。
逆効果になる恐れもあるので、勿体ぶらずにガンガン交換しましょう。
必要ない時はマスクを外す
感染を防ぎたいからと四六時中マスクを着けてる人がいます。
修行ですか?
一人暮らしの家でマスクをしたり、自転車で颯爽と走ってる時にマスクをしている人がいますが、意味ないです。
息苦しいし
マスクかぶれするし…
ストレスでしかありません。
- 必要な時だけ防御
- 不要な時はオープン
これをしていて文句を言ってくる輩は無視して下さい。
まとめ
間違ったマスクのつけ方
- 鼻マスク
- 顎マスク
- 二重マスク
正しいマスクのつけ方
- 顔に合ったサイズを選ぶ
- 鼻から顎までしっかり覆う
- 定期的に交換する
アレルギー性鼻炎など、体質的に「不織布マスク」が辛い人は
- 普段は布
- 人と対面する時は不織布
- 誰もいない時は外す
「不織布マスク警察」みたいな輩に絡まれないようにしましょう。
コロナに限らず、感染予防の基礎『スタンダードプリコーション(標準予防策)』を徹底して、荒波を乗り越えていきましょう。