新しい職場で「やってはいけない」6つの行動
介護士K (@kaigo_kk) です。
新しい職場で「やってはいけない」行動について。
この春から介護の仕事を始めた人、新しい職場に転職した人、多いと思います。
新しい環境に馴染めない…
仕事について行けない…
様々な不安と戦っていると思います。
新しい環境には様々なハードルがあるので、居るだけで疲れます。
今回は、新しい職場で「やってはいけない」6つの行動について解説します。
アナタのキャリアを「台無し」にするリスクがあるので、くれぐれも注意して下さい。
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新しい職場で「やってはいけない」6つの行動
現状に「焦る」
先輩のスピードについて行けなくて焦る気持ちは分かります。
ただ、焦りは「事故」の元です。
最初はスピードは意識せず「丁寧」「正確」を心がけましょう。
介護職を始めたばかりの頃、半年前に入社した先輩が「神」に見えました。
最初は誰でも焦りますが、いずれ出来るようになります。
他人と「比べる」
「未経験」の人はココが重要です。
先輩のオムツ交換のスピードについて行けない…
入職して1~2ヶ月くらい経つと、先輩とのレベル差に絶望します。
今日から「フィギュアスケート」を始めて、初日から「羽生結弦」選手のように滑れる人はいません。
指導担当の先輩がその施設に「5年」勤めていたとします。
「1日10人」のオムツ交換を「週休2日」でしていたとしたら
10人 × 20日 × 60ヶ月
=12000回
12000回オムツ交換をしている先輩は「神」に見えて当然です。
先輩は「羽生結弦」選手だと思って下さい。
わからない事を「放置」する
マコなり社長が動画で解説しています。
人間は同じことを10回教えて、ようやくスタート地点に立てるそうです。
人間は1~2回教わったくらいで完璧に覚えるのは「不可能」との事。
1回で覚えろ!!
前に教えただろ!!
こんな事をいう先輩がいたら「天才」か「昭和の遺産」かどちらかです。
1~2回で完璧に覚えられたら、アナタはたぶん「孫正義」です。
介護の仕事なんてさっさと辞めて、今すぐ起業して下さい。
時価総額2兆円の企業がつくれる筈です。
「仕事は見て覚えろ!」「同じ質問を何度もするな!」と怒鳴る先輩は「昭和の遺産」です。
もうすぐ重要文化財に指定されるので、大切に保管しておいて下さい。
大切なのはわからない事を「放置」しないことです。
何回も聞きずらい…
という躊躇は1年後…
今更聞けない…
になります。
勇気を出して何度も聞きましょう。
真っ当な人間なら、きちんと教えてくれます。
怒鳴られたり、嫌味を言われたら、聞きやすい先輩にコッソリ聞いて下さい。
「上から目線」
転職先によっては、指導担当者が自分より経験が浅かったり、年下という場合もあります。
そんな時に…
(偉そうに言いやがって!若造の分際で!!)
とか思っては駄目です。
誰であろうと今の職場では「先輩」です。
「謙虚」な姿勢で教わりましょう。
「自己流」に走る
これは「経験者」にありがちです。
経験年数が長いほど、自分のやり方に「自信」「こだわり」を持っています。
そういう人は、慣れてくると施設のマニュアルを無視して「自己流」で仕事をしがちです。
こんな職員が数人いると、いずれ施設のマニュアルが崩壊し、後に入ってくる後輩が混乱します。
『郷に入っては郷に従え』
先ずは、その施設のやり方をマスターしましょう。
納得いかない事は、一通り仕事を覚えた後で「意見」として提案しましょう。
この施設はココがダメだ!!
あそこがダメだ!!
入社当初からこんな事を言うのは1番ダメです。
声が届かない上に「生意気」というレッテルを貼られて、冷遇されるだけです。
「好かれよう」とする
新しい職場にはやく馴染みたくて、無理して「好かれよう」とするのは止めましょう。
こういう「ゴマすり」は嫌われる上に、仮に一時好感を持たれても、素がバレたり、仕事の覚えが悪かったりすると、後に「5割増し」で嫌われます。
特に危険なのは、相手を理解する前に「プライベート」な話をしてしまう事。
参考までに、介護現場の拡散力は『フライデー』と同等レベルです。
アナタのことを「嫌い」と判断した瞬間、心無い人は、あること無いこと容赦なく拡散します。
勿論、そんな人ばかりではありませんが、実際に何度も見てきた光景なので、警告しておきます。
信頼関係を築く1番の近道は、仕事で認められることです。
下手な小細工はせず仕事をしましょう。
私の『黒歴史』です。
これらは全て私の「黒歴史」です。
皆さんは私のようなポンコツではないと思うので、老婆心かも知れませんか、頭の片隅に置いといて損はないと思います。
私の二の舞にならないように。。
「ブラック施設」は要注意!
アナタが真摯に頑張っても「ブラック介護施設」だったら元も子もありません。
- 石の上にも3年
- 初志貫徹
とか言ってる場合ではありません。
即・脱出して下さい。
「ブラック介護施設」を見極めるポイントについてはコチラ↓↓
「情報収集」は怠らずに!
しつこいようですが「情報収集」は常にしておきましょう。
むやみな転職は推奨しませんが、人生いつ何が起こるか分かりません。
施設長が変わった途端、職場環境が急激に悪化して、11人まとめて退職。毎日最低3時間残業しないと回らない…
リーダーが転勤になった途端、その人が抑止力になって息を潜めていた「お局」が解放されて、カオスな状況に…
バリバリ夜勤をしていたのに、ある日たまたま受けた検診で「癌」が発覚して、仕事環境を見直さざるを得なくなった…
椎間板ヘルニアの悪化で、今の施設で働き続けるのは身体的に厳しくなった…
これらは、私の知人、知人の知人、同業の従兄弟の「実話」です。
当人たちは、そんな事になろうとは思ってもいなかったようで、当時はだいぶパニックになっていました。
「心の準備」があると無いとでは、トラブル発生時の状況が180度変わります。
お勧めの「介護系転職サービス」を載せておくので、チェックしてみて下さい。
介護職員おすすめ転職サービス
まとめ
新しい職場で「やってはいけない」6つの行動。
- 現状に「焦る」
- 他人と「比べる」
- わからない事を「放置」する
- 「上から目線」
- 「自己流」に走る
- 「好かれよう」とする
参考にして頂けたら嬉しいです。