新人教育で「まわりの職員」が注意すべき事
介護士K (@kaigo_kk) です。
新人教育で「まわりの職員」が注意すべき事。
新年度になり「新人職員」が入職した介護施設は多いと思います。
残念ながら、私の施設は4月からの新入職はいません…
介護業界の先行きが不安で仕方ありません。。
新人教育は基本「教育担当とペア」で行うので、新人がいる日は出勤人数がいつもより多い場合があります。
新人教育を担当する職員は
- リーダー
- 教育委員
現場でバリバリ動ける「最強クラス」の職員です。
「最強クラス」の職員がいると…
あの人がいれば今日は安心だ
気が緩んでしまう職員が出てきます。
ここが新人教育において一番のネックです。
今回は、新人教育で「まわりの職員」が注意すべき事について。
最近まで新人だった1~3年目の人、中堅職員の人に読んで頂きたい内容です。
「教育担当」の状況
教育担当は、日頃から現場でバリバリ動いて、回りのフォローも完璧にこなす「最強クラス」の職員です。
鬼滅の刃で例えるなら「煉獄さん」です。

メッチャ頼もしいです。
「煉獄さん」がいれば、どんなピンチも怖くありません。
ただ、新人教育中の「煉獄さん」は、本来の実力の60%くらいしか発揮できません。
致命傷を負った主人公を庇いながら戦っているような状態です。

自分が動けばあっという間に片付く仕事も、新人に任せて見守らなくてはいけません。
そのため「煉獄さんがいれば安心」と油断していると、現場はバタバタになり全然仕事が終わりません。
それどころか、最悪は「大事故」が発生します。
「居ないもの」と考える
回りの職員は「煉獄さん」と新人は居ないものと考えて動きましょう。
1人のオムツ交換に30分かかったり、事務所に入って1時間くらい出てこない事もあるでしょう。
そんな時、まわりの職員は2人が居なくても現場が回るように、いつも以上に動いてフォローしなくてはいけません。
現場が問題なく回っていれば「煉獄さん」は安心して新人教育に集中できます。
逆に、現場がバタバタだと、新人教育に加えて現場のフォローもしなくてはいけないので「煉獄さん」といえど、相当厳しいです。
致命傷を負った部下や一般人を庇いながら、ラスボス級の鬼と戦っているような状況です。

まわりの職員は「煉獄さん」がいなくても回るように動きましょう。
「手伝いすぎ」はNG
とはいえ「手伝いすぎ」はNGです。
「煉獄さん」は新人に教えたい事があります。
その仕事まで取ってしまうと、新人はいつまで経っても成長しません。
「煉獄さん」が教えたい事には手をつけず、それ以外の仕事をフォローしましょう。
どの仕事を教えたいのかな?
誰のオムツ交換に入りたいのかな?
仕事を残しておくのも、まわりの職員の仕事です。
まとめ
新人教育で「まわりの職員」が注意すべき事。
- 「居ないもの」と考える
- 「手伝いすぎ」はNG
新人教育はチーム全員のミッションです。
人任せにせず、フォローし過ぎず、大切にしていきましょう。

「煉獄さん」関連の別記事もあるので、是非ともご覧下さい。