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自尊心を『傷付けない』注意のしかた

time 2021/04/21

自尊心を『傷付けない』注意のしかた

介護士K (@kaigo_kk) です。

相手の自尊心を『傷付けない』注意のしかた。

職場での人間関係に悩んでいる人、多いですよね。

私は元々コミュニケーション下手なので、今まで散々苦労してきました。

コミュニケーション能力は、ある程度は経験で身に付きますが、運動神経と同じで元々の「才能」が大きく影響します。

私の父親が「才能」タイプで、彼は営業のプロでした。

営業職時代、成績が伸び悩んでいる時、どうしたらお客様の心を掴むトークが出来るのか聞いた事があるのですが…

普通に会話してるだけだ。

と言われました。

長嶋茂雄さんに打撃のコツを聞いたら「ギューーっとタメてバッと行け」と言われたくらい意味不明でした。

天才は一味違います。

天才の真似をするのは不可能ですが、断片的にパクることは可能です。

今回は、相手の自尊心を『傷付けない』注意のしかたを1つご紹介します。

たった「一言」付け加えるだけです。




相手の自尊心を守る「一言」

注意する時はこの「一言」を付け加えてみて下さい。

 

『自分も、よく間違えるんだよね』

 

具体例で説明します。

入浴介助中、後輩が風呂上がりの入居者Aさん(女性)の着衣介助をしていました。

入居者Aさんは、入浴後トイレへ行きたいと言ったため、近くにいた先輩がトイレへ案内しました。

ズボンを下ろしてトイレへ座ってもらおうとした時、ポケットの位置が変なことに気付きました。

確認してみると、ズボンが「後ろ前」でした。

その後輩は、以前も同じミスを何回かしています。

こんな時…

K君、A様のズボンが後ろ前じゃない!前にも同じミスしたよね?何回目?ちゃんと確認したの!?もう入って3ヶ月目だよね?いつまでもこんな調子じゃ困るんだよね!次からは、絶対に間違えなようにしてね!!

こんな風に注意されたらどう思います?

繊細な人なら確実に凹みます。

人間は、2度と同じミスはできないと思うと、それがプレッシャーになり、また同じミスをします。

そして、こんな注意をする上司が同じようなミスをしたら…

お前だって、ミスしてるじゃねーか!!

って思いますよね?

こんな注意の仕方は、百害あって一利なしです。

逆に、こんな風に言われたらどうでしょう?

K君、Aさんのズボン後ろ前だったよ。急いでた?女性のズボンって前と後わかりにくいよね。実は、俺もよく間違えるんだ(笑)次からは気を付けていこうね。

感情任せに怒鳴られるより、救われた気持ちになりませんか?

ミスの内容によっては、その場では強い口調で注意しなくてはいけない場合もあります。

そんな時は「アフターフォロー」で使いましょう。

仕事が終わった後などに…

実は、俺も新人時代に同じミスをして、当時の主任にメッチャ怒られたんだよね。口から心臓出るかと思ったよ(笑)お互い気を付けていこう。

時間を空けての「アフターフォロー」は効果的です。

「ギャップ」は埋まらない

人間、誰でもミスをします。

同じようなミスを繰り返してしまう事もあります。

そんな時「前にも注意したよね」「何で同じミスをするの」なんて注意をされると、落ち込みますよね?

他の人は出来るのに、私だけ毎回同じミスをしてしまう…私って、仕事のできない駄目な人間なんだ。。

被害妄想が膨らみ、自信喪失します。

私がまさにこのタイプで、こんな経験を何万回もしてきました。

「気にするな」「気持ち切り替えていこう」と言われても、出来ないんですよね。

他人はアナタの性格を考えて言葉を選びません。

他人は自分の尺度で言葉を選ぶので、当人は悪気一切なくても、言われた側はトラウマ級のショックを受けてしまうなんて事はよくあります。

他人を変えるのは不可能なので、そんなアプローチばかりしてくる相手がいたら、関りを最小限にして距離を置きましょう。

そして、自分が相手の自尊心を『傷付けない』よう意識しましょう。

たった「一言」で、伝わり方は180度変わります。

まとめ

自尊心を『傷付けない』注意のしかた。

自分も、よく間違えるんだよね

この、たった「一言」加えるだけ、相手の自尊心を守れます。

人間は、感情的に、高圧的に注意されると、萎縮して思考停止します。

その印象だけが強く残り、根本的な問題解決になりません。

今回あげた具体例は、私の新人時代の体験談です。

残念ながら、他人は変わりません。

自分のアプローチを変えることで、良い人間関係の土台をつくりましょう。

ぜひ、あなたの職場で試してみて下さい。

新人教育に関するこんな記事もあるので、併せてご覧下さい。

新人教育で1番やってはいけない事

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