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介護施設で「100%」転倒を防ぐ方法

time 2021/05/01

介護施設で「100%」転倒を防ぐ方法

介護士K (@kaigo_kk) です。

介護施設で「100%」転倒を防ぐ方法についての考察です。

いきなりタイトル全否定しますが、転倒を100%防ぐのは「不可能」です。

誤解しないで頂きたいのは、「介護現場は人手不足で忙しいんだから無理に決まってるだろ!」と言いたいわけではありません。

利用者家族の中に

絶対に転倒させないで下さい!

と言う人がいます。

契約段階で、最善は尽くしますが100%防ぐことは不可能ですと説明していても、転倒が起こり連絡をすると…

お前らプロなのに、なんで防げなかったんだ!?

と激怒する利用者家族は少なくありません。

その時の現場状況にもよりますが、基本的に100%転倒を防ぐのは…

 

不 可 能 で す

 

今回は…

  • 可能 or 不可能
  • やる or やらない

は度外視して、限りなく100%に近い確率で転倒を防ぐ方法をご紹介します。



ベッドに縛りつける

動けません。

動けないから立てません。

立てないから歩けません。

歩けないから転倒しません。

24時間マンツーマン

利用者の側で24時間監視。

少しでも動こうものなら

座ってて!!

と制止。

それでも動くなら

力ずくで抑え付ける。

動けないから転倒しません。

薬漬けにする

精神安定剤などを山盛り飲ませて寝たきりにする。

動けないから転倒しません。

こんな対応をすれば、100%に近い確率で転倒を防げます。

次に、防げそうで意外と防げない方法をご紹介しましょう。

ベッドを柵で囲む

赤ちゃん用のベッドのように、ベッドを柵で囲んでしまえばベッドから降りて歩く心配がないから、高確率で転倒を防げます。

ただ、無理矢理ベッドから降りようと柵を乗り越えて転落というリスクがあります。

車椅子に縛り付ける

頻繁に車椅子から立ち上がって歩こうとして危ないから、抑制帯で車椅子に縛り付けました。

これで立って歩けないから転倒を防げそうですが、何とか動こうと暴れた結果、車椅子ごと転倒して大怪我するリスクがあります。

介護施設で100%に近い確率で転倒を防ぐ方法とは?

極端ですが、介護施設で100%に近い確率で転倒を防ぐ方法をご紹介しました。

最も転倒を防ぐ確率の高い方法は…

 

身 体 拘 束

 

直接的でなくても「言葉」で威圧して抑制するのも立派な身体拘束です。

あなたの大切な家族が、そんな風に扱われていたら、どう思いますか?

利用者家族は理解すべき

転倒があった事を連絡した時に

お前らプロなのに、何で防げなかったんだ!?

と激怒する人に質問です。

アナタは、人生で1度も転んだ事はありませんか?

もし、そうだとしたら、私は土下座して謝罪します。

ただ、そんな人いますか?

健常者だって転倒することはあります。

最後に

先日、Twitterでこんな事を呟いたら、結構反響がありました。

あなたはプロ野球選手を待ち伏せして

なんで私が観に行った試合でホームラン打ってくれなかったの!あなたプロでしょ!?

ってキレますか?

そういう次元の話です。

介護現場では、転倒などの事故を防ぐために日々様々な試行錯誤を繰り返しています。

それでも、事故は起こります。

都度、全力で反省し、全力で改善に努めています。

身内養護に聞こえるかも知れませんが、介護現場を守っているのは現場の介護士です。

現場の介護士がいなければ、介護現場は秒で崩壊します。

心無い言葉で、介護士を追いつめるのは止めて頂きたい。

1人でも多くの方に理解して頂けたら嬉しいです。



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