人間関係で『病まない』思考法【60点の法則】
介護士K (@kaigo_kk)です。
人間関係で『病まない』思考法。
- 苦手な人
いますよね?
いない人もいるかも知れませんが
殆どの人類はいる筈です。
苦手な上司・先輩・同僚・嫁の親…
苦手な相手の前で、緊張して、いつもならしないミスをして、怒られて…
(こんな筈じゃないのに…)
みたいな事、ありますよね?
超わかります。
私、対人関係が超苦手です。
対人関係偏差値35くらいです。
今まで散々苦労してきたし、今でも少しだけ苦労しています。
「苦手な相手を克服しろ!!」
と言う人いますが、基本的に無理です。
100歩譲って、子供の頃・若い頃ならまだしも、30歳過ぎたら人格確定するので、この辺から無理です。
諦めましょう。
何回も言ってますが
他人は変わりません。
一番ダメなのは耐え続けることです。
これやってると、遅かれ早かれ、絶対に病みます。断言します。
とはいえ、冒頭で書いた通り、30過ぎたら人格確定してしまうので、対処するのは中々難しい…
この辺で悩んでる人、物凄く多いです。
というか、人間関係の悩み、殆どコレです。
そこで、今回は私が実践している人間関係で『病まない』思考法を1つ紹介します。
独特な思考法なので、丁寧に解説していきます。
スポンサードサーチ
人間関係で『病まない』思考法
多くの人は無意識のうちに…
- 100点満点
を目指しています。
スポーツ選手のインタビューとかで「今日の出来は?」と聞かれて…
「70点くらいですかね」
みたいなの、聞いた事ありますよね?
職場でも、相性の良いパートナーと一緒だと実力を発揮できるのに、苦手な上司・先輩の前では、緊張して実力の50%も発揮できない…そんな時、多くの人は…
(自分って、ダメな奴だ…)
…と自己嫌悪します。
先ず理解して下さい。
苦手な相手の前で100点の実力を発揮するのは無理です。
『60点の法則』
(A主任の前では、緊張して実力の50%も発揮出来ない…)
こんな時、人は自己嫌悪します。
そんな時は…
- 【満点】を変える
例えば、こんな感じ。
A主任の前では、どうせ実力は発揮出来ないから【60点】取れればOKにしよう。
無意識で100点満点を目指してしまうから、自己嫌悪に陥るのです。
最初から【60点】取れればOKにしてしまえば、たとえ50点だったとしても…
- 100点を目指しての50点(50点差)
- 60点を目指しての50点(10点差)
メンタルダメージはだいぶ減少します。
苦手な人の前で実力発揮するのは無理です。
- 目標は「クリア出来るレベル」で設定する
コレ、人生の成功法則。
- 那須川天心に勝つ
- 副業で月100万円稼ぐ
一流アスリート・ビジネスマンはどうか知りませんが、我々凡人は、こんな目標を立てた時点で凹みます。
「目標は高く持つべし!!」
みたいな事を言う人いますが、多くの人にとって、これは間違いです。
- 目標は「クリア出来るレベル」で設定する
重要なので2回言いました。
相手によって【満点】を変える
緊張する相手、イラっとする相手…
色々なタイプの人がいます。
どんな状況・相手でも、安定したパフォーマンスを発揮できるのは…
- 一流アスリート・ビジネスマン
- 生まれつき心臓に毛が生えてる人
それ以外の人は絶対に無理です。
相手、状況に応じて「満点」を変えて下さい。
- A主任と一緒のときは【60点】
- B先輩と一緒のときは【70点】
- 今日の面子だと【75点】
絶対に100点を目指さないで下さい。
「心」を守るのが最優先
苦手な相手の前で、緊張して、ミスをして、怒られて…
こんな時、凹みますよね?
人間、苦手な相手の前だと…
(今日、ミスするかも知れない…)
無意識に思い込んでしまい、実際、その通りミスをします。
こんな事をくり返していると…
病みます。
病んでは元も子もありません。
苦手な相手の前でミスをした時は…
今日の目標は【60点】だから想定内。ここから持ち直そう。
と開き直って下さい。
真面目な人ほど「100点」目指しがち
真面目な人ほど完璧を求める傾向があります。
人間、完璧なんて無理なんですよ。
ボウリング始めて間もない人が、毎回パーフェクト狙うようなものです。
大袈裟に聞こえるかも知れませんが、真面目な人ほどこの思考に陥ってます。
(完璧でない自分が許せない…)
だから、真面目な人ほど病むんです。
ちなみに、私このタイプ。
根本的な性格は変わらないので凹む時はありますが『60点の法則』を意識してから、凹むことは殆ど無くなりました。
独特な思考法なので、慣れが必要ですが、やる事は…
(今日は【60点】)
と心の中で唱えるだけなので、誰にでも出来ます。
「手抜き」ではない
ここまでの内容を読んで…
「ただの手抜きじゃん!!」
と思った人がいるかも知れません。
全然違います。
介護職は、危険と隣り合わせ。
下手をすると、自分のミスで、高齢者の命を奪う事もあります。
大袈裟ではありません。
入居者さんをベッドに寝かせた時、ベッド柵をするのを忘れて、入居者がベッドから落ちて、頭を打って、搬送先の病院で…
こんな事故が起こったりします。
「ベッド柵を付け忘れるなんて、介護士として失格だ!!」
その通りかも知れません。
ただ、人間は緊張していると、普段ならしない、あり得ないミスをしてしまう生き物です。
実際に、こんな現場を何度か見ました。
多くの場合、ミスをした職員は、苦手な相手と組んだことで浮足立っていて…
(いつもなら、こんな事は無いのに…)
という感じでした。
人間の脆さを侮ってはダメです。
そうならない為に、思考のコントロールは超重要であり『60点の法則』が有効です。
相手によって【満点】を変えることで、自分が動揺するのを抑える。
くり返すことで「心」をコントロール出来るようになります。
私は最近、人生全てに『60点の法則』を当てはめています。
お陰で、ストレス無く、楽しく生きれています。
私独自の考え方なので、参考になるか分かりませんが、自分コントロールで悩んでいる人は、ぜひ一度、試してみて下さい。
補足
とはいえ、この方法には限界があります。
- 仕事の日の朝は動悸が止まらない
- 上司の前では震えが止まらない
こんな場合は、テクニック云々でどうにかなるレベルではないので、即辞めるか、転職して下さい。
絶対に潰れます。
断言します。
介護業界は超人手不足。
あなたに合った職場は、絶対にありますから。
「心」を守ろう。
当サイト記事から登録の多い介護士専門求人(転職)サイト【厚労省認可】
【1位】かいご畑(未経験者にお勧め)
キャリアアップ応援制度あり!介護職のキャリアアップなら介護専門求人サイトかいご畑
【2位】きらケア(業界No.1の求人数)
転職先をお探しの介護士さんに!【きらケア】
【3位】マイナビ介護職(正社員を目指す人にお勧め)
介護職の方のための転職・就職支援【マイナビ介護職】