幸せそうにしてる人は、その境遇が「当たり前」じゃないことを知ってる【人生の本質】
介護士K (@kaigo_kk) です。
幸せそうな人を嫉妬するのは「お門違い」というお話。
先日、武井壮さんの切り抜き動画を観ていて思ったことを書きます。
世の中には「自分が不幸のド真ん中」にいると思ってる人が大勢います。
それが悪い事とは思ってません。
生きてれば誰だって辛い事はあるし、前向きになれない事なんて山どころかエベレスト程あります。
そんな時「リア充」を見ると、イラッとしたり…
「この人は特別なんだな」
と思ったり、しちゃいますよね?
私は、筋金入りのマイナス思考、自己肯定感低い、他人を妬みがちという性格なので、メンタル不安定な時は…
『リア充は滅べばいい』
とか思ってしまいます。
そんな時は大概、寝不足や便秘などで体調が悪いので、体調整えてリラックスするように心がけています。
人間なんて弱いものです。
私みたいな人、多いと思うんですよね。
話変わりますが、私の趣味はバイクで、ハーレーダビットソンに10年くらい乗ってます。
ハーレー仲間の中では最年少クラスなので、先輩方にいつも可愛がってもらってます。
先輩方は皆、仕事も、プライベートも充実していて、人生の見本になるような方ばかりです。
今回は、そんな先輩方の話をしたいと思います。
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目の前にある幸せは「当たり前」ではない
バイク仲間の先輩に、常に輪の中心にいて、まとめ役をしている人がいます。
ツーリングなどのイベントの際は率先して舵をとり、皆をまとめてくれます。
皆、彼を頼りにしていて、困ったことがあると彼に相談します。
立派な大人たちの集まりなので、公の場ではそれぞれ舵を取る立場の人たちですが、趣味の集まりでは、皆その先輩を頼りにしています。
リーダーになるタイプの人は、大体キャラが濃く、時に強引に突き進むので、それが合わずに離れていく人や、否定する人もいます。
彼の立ち位置に嫉妬したり「あの人は特別だ」とか言ったりします。
家庭では立派な大黒柱、仕事も充実している、お金もある、仲間にも恵まれている、インスタのフォロワー大勢いる…
そりゃあ、嫉妬しちゃいますよね?
何の努力もしないでソレなら、神に選ばれた人なのでしょう。
ただ、長年お付き合いをさせて貰っていると、そうは思えないのです。
地味な作業を率先してやる
バイクイベントを企画すると
- タイムスケジュール
- 集合場所の確保
- 連絡調整
プライベートな遊びといえど、面倒な作業が沢山あります。
先輩は、それを率先してやります。
全部自分1人でやるのではなく、その分野に長けてる仲間たちに分担を振ります。
イベント当日は、SNSで知り合った初参加の人もいたりするので、仲間外れが生まれないよう、自分から話しかけたり、輪に入りやすいよう工夫をします。
(バイク乗りは人見知り多いので…)
トラブルに動じない
仕事も忙しい人なので、遊んでる時に仕事の電話・LINEなどがガンガン入ってきます。
悪い連絡、想定外のトラブル…
そんな連絡も日常茶飯事です。
後で聞くと、遊んでる場合じゃない内容もちらほら…
そんな連絡が入った時も、先輩はそれを回りに悟らせず、しれっと楽しい会話に戻ります。
途中、トイレに行ったついでに、どこかに電話したり、謝ったりしてたりします。
私は中間管理職だった頃、遊んでる時に良からぬ電話が入ったら、遊んでる場合じゃなくなり、休日モードから一転、最悪な気分になってました。
回りに気付かれないようにしているつもりでしたが、多分バレてたと思います。。
先輩は、そんな素振りは一切見せません。
仲間のために頭を下げられる
趣味の仲間というのは、共通認識があるので、仲良くなりやすい反面、キャラが濃いため、時に衝突します。
仕事と違い、趣味は「妥協」が必要ないので、自己主張が強い人がけっこういます。
仲間同士でのトラブル、紹介したお店と仲間とのトラブル…
地味にけっこう色々あります。
そんな時、先輩はサッと間に入り、時に頭を下げ、時に叱って、うまくその場を治めます。
プライベートで頭を下げたり、仕事の部下でもない大人の仲間を叱るって、そうそう出来るものではありません。
更に面倒なトラブルになる可能性もありますから。
私なら、絶対にやりたくありません。
先輩は、そんな面倒なことも、率先して、しかも「然り気無く」やってのけます。
然り気無さすぎて、トラブルの渦中にいた人が、先輩のフォローに気付いてない事すらあります。
そして、それに対して…
「俺か治めてやった」
みたいな恩着せがましい事は一言もいいません。
親しい仲間同士の笑い話としてする事はありますけどね。
後輩にも気配りを忘れない
一回り以上後輩の私と2人でいる時も、全く偉そうにしたりしません。
「焼きそばパン買ってこい」
的なことは一切ありません。
それどころか、集合場所を私の家の近くにしてくれたり、私の都合に時間を合わせてくれたりします。
私が若い頃は「先輩の命令は絶対」的な風潮が残っていたので、私が先輩に合わせるのが普通です。
先輩が若手だった頃は「下っ端に人権など無い」的な時代だった筈です。
聞くと先輩は、公私ともに数多の理不尽を経験されたそうです。
若い頃にされた事を「洗礼だ」とか言って、後輩に強いる老害オジサンとかいますよね?
先輩はその真逆で「自分がされて嫌だったことは後輩にしない」というスタンスで、後輩たちにとても優しいです。
サービス精神旺盛
SNSで、悩みや苦悩を告白してる人いますよね?
私も、あまりそういう投稿はしないのですが、仕事でドン底だった時、原因不意のヤバい頭痛に襲われた時、ネガティブな投稿をした事があります。
皆優しいので、励ましの言葉、労いの言葉をかけてくれました。
そんな時、先輩はジョークを交えて、笑わせにきました。
そして文末に…
「なんかあったらいつでも連絡しろ」
クスッと笑った後、泣きました。
先輩には、そんな優しさと、状況をひっくり返す【言葉】のセンスがあります。
今ある状況は「当たり前」じゃない
そんな先輩なので、いつも素敵でCOOLな仲間たちに囲まれ、楽しそうにしてます。
先輩のことを深く知らない人は…
「あの人は特別だ」
「なんだ偉そうに」
みたいに言ったりします。
キャラが強いので、合わずに離れていって、アンチみたいになる人もいます。
ただ、先輩の回りにいる人は、尊敬できる人ばかりです。
「類は友を呼ぶ」というやつでしょう。
SNSを見ていると…
「職場に馴染めない」
「人生辛いことばかり」
「誰にも愛されてない」
みたいに嘆いたり怒ってる人がいます。
不可抗力もあるので一概には言えませんが、その状況を作ったのは、あなたです。
これまで自分がありのままで生きてきた結果がソレです。
誰からも愛されて、仲間に恵まれて、公私ともに充実している。
そんな人を「才能」みたいな安っぽい言葉で括るのは間違ってます。
- 自由と不自由はトレードオフ
ありのままでレリゴーしていられるのは、映画の中だけです。
…ってな事を、武井壮さんの動画を観ていて感じました。
この動画なので、気になる方は観てみて下さい。