人生100%『失敗する』思考法
介護士K (@kaigo_kk) です。
人生100%『失敗する』思考法、伝授します。
突然ですが、あなたの人生、うまくいってますか?
幸せに生きれてますか?
「100%幸せで何の不満もありません」
という人は、この記事は読まなくてOKです。
「思ってたのと違う…」
「なんか上手くいかない…」
もし、こんな風に思ってるとしたら、ぜひ最後まで読んで下さい。
今回の内容は、介護とは直接関係ありません。
ただ、人生を幸せに生きるために必要な思考法です。
ぜひ、最後まで読んで下さい(2回目)
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人生「失敗」する人の特徴
人生で「失敗」する人は…
- 自分を「知らない」人
こんなこと言われても、抽象的すぎて何のこっちゃ分かりませんよね?
安心して下さい、今から超・具体的に説明します。
ここから先の話を…
自分だったらどう思うかな?
…と想像しながら読んでみて下さい。
自分を「知らない」とは?
あなたは、未経験で特別養護老人ホーム(特養)に就職しました。
介護職は未経験。
あたな以外に同期入社が2人いて、3人とも介護未経験。
出勤初日
同期の2人とは初日から意気投合し、その日の仕事後3人でカフェに行き、LINEを交換しました。
全員未経験スタートなので、最初は3人とも主任について回ってましたが、次第にバラバラな勤務に入るようになりました。
仕事が被ることが少なくなる為、1~2月に1回「同期会」を開き、近況報告をし合うことにしました。
3ヶ月後
あなたは同期2人より仕事を覚えるのが早く、同期で1番最初に「夜勤」に入ることになりました。
同期会でその話になり…
「Kは凄いよなぁ。俺なんてまだ早番も1人立ちしてないのに」
「Kみたいに入居者さんと上手く話せるようになりたいよ」
「Kは先輩に可愛がって貰っていいよな。俺なんてA先輩に目の敵にされてて…」
2人とも褒めてくれました。
半年後
あなたは夜勤1人立ちになり、他の先輩たちと同じように、1人で全てのシフトに入るようになっていました。
同期2人は、その頃まだ夜勤トレーニング中で、先輩について教わっていました。
同期会でその話になり…
「主任からOKが出なくて、まだしばらく夜勤1人立ち出来そうもないよ…」
「俺はOKって言われて次から1人立ちなんだけど、まだ怖いんだよな…」
「Kは凄いよな、もう1人でバリバリやってるもんな」
「Kは同期の出世頭だな。主任になる日もそう遠くはないな」
2人とも褒めてくれました。
2年後
同期3人は全員1人立ちになり、皆それぞれ仕事をこなしていまいた。
あなたは仕事ぶりが評価され「新人教育担当」になっていました。
ある日の仕事後…
「K君、ちょっといいかな?」
主任に呼ばれ「俺、何かやらかしたかな…」と頭グルグル廻らせつつ、ドキドキしながら会議室へ。
そこには施設長もいました。
「K君、副主任やってみないか?」
「K君なら出来ると思うよ」
施設長、主任からそう言われました。
人生で今まで「肩書」なんて付いたことが無かったので、期待と不安が入り混じった、何とも言えない気持ちになりました。
「今すぐ決断しろとは言わないから、少し考えてみて。心が決まったら教えて」
と言われ、その場は終わりました。
施設長・主任からは「誰にも言わないで」と言われてましたが、嬉しさと不安を抱えきれず、その日の夜に同期2人にLINEでそのことを告白しました。
「すごいじゃん!?是非やってみなよ!!」
「Kなら、絶対に良い副主任になれるよ!」
既読になるや否や、同期2人はすぐに返事をくれました。
1人からは電話が掛かってきて、1時間くらい話をしました。
翌日、あなたは施設長・主任に「やります」と返事をしました。
正式に辞令が下り、あなたは「副主任」になりました。
今まで先輩だった人が、組織図上では「部下」になり、あなたが管理・監督する立場になりました。
プレッシャーはありましたが
「やってやる!!」
そう意気込んで、よりいっそう仕事に精を出しました。
5年後
あなたは、更に出世して「主任」になっていました。
同期2のうち1人は退職し、1人は別フロアの副主任になっていました。
以前、頻繁にやっていた同期会も、ここ2年くらい開催していません。
副主任になった同期とも、最近では挨拶をするくらいで、まともに話もしていません。
勤務表作成、新人指導、業務改善、人事考課…
日々仕事に追われ、仕事中は「話かけるなオーラ」全開。
自分がフロアに入った瞬間、談笑してた後輩は話をやめ、スッと仕事に散っていきました。
勤務中に終わらない仕事はサービス残業…
家に帰っても仕事のことが頭から離れない…
休日に職場から電話(全て悪い話)…
プライベートもパッとせず、お酒の量が増え、止めていた煙草を吸うようになり…
「副主任」になったばかりの頃のやる気は完全に失せ、日々乗り切ることだけを考える、ストレスフルな日々のくり返し。
公私ともに荒んでいきました。
何故、そうなった?
平社員から中間管理職になり、病んでしまう人は多いです。
出世することで仕事が楽しくなる人もいますが、病んでしまう人もいる、これが現実です。
では、何故そうなるのか?
- 適性
- 環境
- 心身負担の増加
理由は様々ですが、環境は変えられないので、自分自身と向き合ってみましょう。
あなたが「K」だったらどう思うか、想像しながら考えてみて下さい。
私の解釈はこんな感じ↓↓
自分を「理解」出来てなかった
介護士Kという人物には…
- 個人プレーが好き
- リーダー気質ではない
- 調子に乗りやすい
- 仕事より「プライベート」を優先する
- 仕事が「生き甲斐」にならない
- 割り切るのが下手・公私混同しがち
という特徴があります。
チームプレーが苦手でリーダー気質じゃないのに、褒められたり評価されることで調子に乗り、役職を引き受けてしまった。
仕事が生き甲斐にならず、プライベートを優先にするタイプなのに、仕事中心の生活を選んでしまった。
割り切るのが下手なのに、常に仕事のことが頭から離れない役割を担ってしまった。
つまり、自分が最も向いてない、愚かな選択をしてしまったという事です。
「向いてるか、向いてないかは、回りが判断することだよ」
と言う人いますが、そんなことは関係ありません。
自分が向いてない、やりたくないと判断した時点で、やるべきでは無いのです。
もし、あなたが野球センス抜群で、本気でやれば100%プロ野球選手になれるとしても、野球が嫌いなら、やりませんよね?
(“金稼ぐためにやる”的な考えは除外)
「お前、野球の天才だよ!!」
「絶対にプロになれるよ!!」
と言われても、サッカー好きなら、サッカーやりますよね?
サッカーセンス“ゼロ”だったとしても、サッカーやりますよね?
同じことです。
失敗も「経験」になる?
確かに、そんな事もあるでしょう。
ただ、それは後にそう解釈できる人限定です。
潰れたり、病んでしまったら、そんな余裕はありません。
失敗から学べるのは、失敗から学ぶセンスがある人だけ。
交通事故に遭って「良い経験だった」と言えるのは、奇跡的に軽傷・無傷だった人だけです。
後遺症が残ったり、命を落としてしまったら、後悔してもし切れませんよね?
一度の失敗が致命傷になる人は、負け戦をしてはダメ。
100%『失敗する』思考法
結論。
自己分析をせず、第三者の評価を鵜呑みにして、大切な判断・決断をする。
コレやれば、人生100%失敗します。
今回の内容、グサッと刺さった人多い筈です。
安心して下さい。
刺さったということは立ち直ってるという証拠です。
2度目の失敗をしないよう、徹底的に自己分析して下さい。
まだ失敗してないあなた、運が良かったですね。
致命的ダメージを喰らわないよう、徹底的に自己分析して下さい。
失敗から学べるのは、失敗から学ぶセンスがある人だけ。
一度の失敗が致命傷になる人は、負け戦をしてはダメ。
心に深く刻んでおきましょう。
あなたの人生、応援してます。