私は「勤務変更」を断らない
介護士K (@kaigo_kk) です。
私は「勤務変更」を断りません。
介護現場は「勤務変更」の嵐です。
人手不足な上に、人の出入りが激しく、小さなお子さんがいるお母さん介護士も多い。
病欠、急な退職、子供の体調不良…
イレギュラーが「デフォルト」と言っても過言じゃありません。
貼り出された勤務表が、何の変更もなく月末を迎えることは殆どありません。
イレギュラーが発生した時、大変なのが「穴埋め」です。
こういう時、協力的なスタッフは本当に頼もしいし、有難い存在です。
ところが、多くのスタッフは「勤務変更」に否定的です。
当然ですよね。
各々、勤務表をもとに予定を立てているので…
「なんでプライベートを犠牲にしなきゃいけないんだ!?」
と思いますもんね。
個人の予定ならまだしも、家族との幼児、子供の行事、デート、旅行…
相手ありきの予定の場合、相手にも迷惑かかりますからね。
腹立つのは当然です。
プライベートの充実は、仕事のモチベーションに直結します。
変更まみれでプライベート乱されると、ストレスが溜まり、仕事のモチベーション乱高下しますよね…
超分かります。
わかりみが深すぎてブラジルに到達しそうです。
ただ、それでも私は「勤務変更」を断りません。
今回は、その理由について書きます。
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私が「勤務変更」を断らない理由
公の理由、私の理由…
それぞれあるので、順番に説明します。
「勤務変更」の大変さを知ってるから
中間管理職の経験があるので「勤務変更」の大変さが痛いほど解ります。
「勤務変更」って、ただ穴埋めすればOKじゃないんですよ。
補充できる人員がいないから、マイナス1名で強行した結果、転倒事故2件、内1件は大腿骨頸部骨折…
みたいな大事故が発生します。
また「パワーバランス」があるので、抜けた人と同レベルの人を補填しないと、上記のような事故が起こります。
ベテランが抜けた穴は、入社3日の新人には埋められません。
たとえ同レベルの人が穴埋めしてくれても、その分その人に「振替休日」を設けなくてはいけません。
1日潰された上に振替休日もない…
これでは、やる気激減しますよね。。
仕事中に電話…
休日に職場から電話…
スタッフから「後で話があります」
介護現場の中間管理職に心の平穏はありません。
この経験を一度してしまうと「勤務変更」断れないです。
「ボランティア精神」ではない
こんな事を書くと…
「この社畜め!!」
「自己犠牲はダメだよ!!」
とか言われそうですが(実際に言われた事あります)誤解しないで欲しい。
「ボランティア精神」ではありません。
「たとえ休日減っても、ご利用者様の笑顔のためなら頑張れます!!」
とか1ミリも思ってません。
そもそも私「ボランティア精神」かなり薄い人種です。
偏差値でいうと「35」くらいです。
「それじゃ何で断らないんだ!?」
「矛盾してるじゃないか!?」
と言われそうですが、これはボランティア精神じゃなく「相互扶助」です。
誰かが困っている時は助ける。
自分が困った時は助けてもらう。
集団生活は、こうして成り立ってます。
会社員(サラリーマン)とは
- 時間・労働を提供しその対価としてお金を貰う
という働き方なので、指定された時間内に会社のために動くのは至極当然。
但し、休日を返上したら、振替休日を貰う。
振替休日が無理なら、休日出勤手当はしっかり貰う。
どうしても無理な依頼は断る。
ボランティア精神で滅私奉公すると、人生終わります。
会社の犠牲になるつもりは1ミリもありません。
ただ、時間内は会社のために最大限尽くします。
義務ですから。
基本的に「予定」がない
1人大好きなので、プライベートで人と会うことは殆どありません。
加えて「引きこもり」なので、予定も殆ど入れません。
忙しいの嫌いだから、退屈にならない程度の「暇」を常に持て余してます。
3連休とかあると、暇過ぎて氏にそうになります。
だから、急な「勤務変更」を頼まれても、大して苦痛じゃないんですよね。
どうせ暇なんだから、困った人がいたら、助ければいいんじゃね?
という考えです。
勿論、そう在るためには、心身コンディションを良い状態でキープしておく必要があります。
ストレス無く日々のんびり暮らしてるので、そのへんは無問題です。
「ボランティア精神」激薄なので、無理なときは断ります。
ただ、無理な時がほぼ無いだけです。
ヤセ我慢0%です。
ってか「私」の理由コレしか無いな…
まとめ
私が「勤務変更」を断らない理由は…
- 中間管理職の「痛み」が解るから
- サラリーマンの「義務」果たしてるだけ
- 暇だから
以上の3本でお届けしました。
皆さんはどうですか?
良ければTwitterにコメント下さい。
「勤務変更」の大変さについては、こちらの「短編小説」に超リアルに書いてあるので、是非ご覧ください↓↓
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